豊後水道~海岸線の旅
県境から物産品が一変!?
四万十川沿いに下る山の旅に終わりを告げ、四国最南端の太平洋に突き出した足摺岬に向かいました。
その後、九州と四国を挟む豊後水道沿いに北上し、いよいよ愛媛県に入るくるま旅が続きました。
高知県の大月町から愛媛県の愛南町にくるまを走らせ、沿道の道の駅や産直市場、スーパーなどに立ち寄ったりしてみると、そこで売られている商品やその土地の物産品の変化に気づきます。
又、海岸線をたどって走れば鮮魚や水産加工品が目立つようになり、旅の面白さが増してきます。
足摺岬と太平洋
足摺岬に来たのは初めてです。
ちょうど天気が回復してきたことから大海原を見渡すことができました。
足摺岬灯台
足摺岬の先端に立つ高さ18mの灯台。今も船の安全航路のために稼働しているそうです。
足摺岬にある四国八十八か所の38番札所「金剛福寺」
四国くるま旅で各地を走っていると、さまざまな場所でお遍路さんの姿を見かけます。
立ち寄った町で地元の人やお遍路さんと話をする機会がありました。その時、話題になるのが38番札所のことでした。
なぜ38番なの?
実は37番札所「岩本寺」は四万十町にあり、この38番の「金剛福寺」まで80Kmもあることから、札所間の距離が最も長いということで話題になりました。
徒歩であれば2日以上かかる距離ですから、八十八か所参りで最もたいへんな道のりなんですね。
そんな話題になった「金剛福寺」に立ち寄ってみました。
境内は広く大きな池もあり、実に立派なお寺でした。
竜串海岸(たつくしかいがん)
波や風の浸食でできた奇岩が見れる竜串海岸。海岸遊歩道が整備されているので気軽に散策できました。
宿毛湾に張り出した柏島。まぐろの養殖発祥の地だそうです。
道の駅の物産品
海岸に面した道の駅「すくも」に立ち寄りました。
くるま旅をしていると全国各地の道の駅には必ず立ち寄って休憩・宿泊したりします。
山間部の道の駅では野菜・果物類、海岸線の道の駅では水産物、高原・牧場地帯では肉類などの生鮮品が目に付くようになります。
道の駅「すくも」
地元大月町の橘浦漁港に揚がった新鮮な近海のお魚類が豊富に品揃えされていました。
こんなお魚を見ればその場で食べたくなりますよね。
タイ・ハマチの刺身350円、アジ姿寿司400円、あさりの炊き込み250円、その他出来立ての熱々豆腐でランチです。
鮮度抜群ですからどれも美味しいです!
道の駅「うわじま」と「八幡浜」
愛媛県宇和島市と八幡浜市に入ったとたん、道の駅の物産品はかんきつ類一色に変わりました。
これでもかと山のように積み上げられています。
この後、愛媛県内の道の駅、物産館などではかんきつ類はもちろんジュースやゼリーのお土産物が圧倒していました。
高知県ではかつお一色、愛媛県ではかんきつ類一色、その土地ならではの光景があります。
宇和島、八幡浜といえば「じゃこ天」でしょ!
早速揚げたてを購入してパクリ。こうした買い食いが楽しいです。
道の駅「八幡浜」の水産品の産直市場
いよいよ愛媛県に入りました。
山あり海あり、城や温泉、町並み散策など観光とグルメ目白押しの旅が続きます。
「四国くるま旅」 つづく