机上の空論、絵に描いた餅?
際限なき削減が続く中、・・・
現在、国の老齢厚生年金の支給開始年齢は、平成14年4月に施行された厚生年金保険法の改正により、60歳から65歳に段階的に引き上げられています。
昭和31年生まれの私は、今年62歳になり受給開始年齢になりました。
日本年金機構から通知がきました。
送付されてきた所定の書類に記入して、誕生日以降に年金機構へ返送するよう案内がありました。
書類での郵送手続きだけですから簡単ではありましたが、一部わからない点があったため最寄りの年金事務所に出向き手続きを済ませました。
この支給開始年齢は、現在段階的に60歳から65歳に引き上げられている最中ですが、更に引き延ばしを図り68歳ないし70歳まで引き上げることが検討されているようです。
ある資料によれば、支給開始を1歳引き上げることで厚生年金の給付費が0.8兆円削減できると試算されていました。
これからの日本は少子高齢化が進み、これに伴い社会保障費の財源確保が課題になってきています。
こうした政策(支給開始年齢の引き上げ)以外にも様々な方法で「年金制度の改正(改悪)」がなされようとしています。
その中の一つとして、支給開始年齢を遅らせて ”年金を増額できる繰り下げ受給” について、70歳より後でも選択できるように制度の見直しを進めているようです。
この繰り下げ受給制度は、多分多くの方がご存知だと思いますので、ここではその詳細を省き、”制度の狙い” について考えていきたいと思います。
現在の年金保険法では、受給資格者の希望によって国民年金(老齢基礎年金)の繰り上げ、繰り下げができるしくみになっています。(図表)
又、老齢厚生年金においても同じように繰り上げ、繰り下げができるようです。
このように受給開始年齢を60歳から70歳までの間で本人が選択できるのが現行制度です。
私が年金事務所に出向いて請求手続きをした時、このことについての簡単な説明がありました。
こうした中、政府は受給開始年齢を更に繰り下げて増額できる年齢を70歳超まで延長することを進めています。
図表は厚生労働省資料、みずほ総合研究所サイトより
では現在繰り下げ受給者は、いったいどのくらいいるのでしょうか?
図表からお分かりのとおり、老齢基礎年金ではわずか1.4%です。
又、老齢厚生年金では1.1~1.2%で推移しています(2016年)
私たちのような年金受給資格を得る年代のシニアおじさん達が飲み会などで集まれば、このような繰り下げ受給によって年金を増額できる話をしたりします。
一応情報としてそうした制度があるんだな~と思うくらいで、実際に選択する人は皆無でした。
100人に1人程度の利用者しかいない制度とはどうなんでしょうか?
今、60代のシニアと言われる世代の状況を考えてみましょう。
■60歳定年を迎え継続雇用(公務員は再任用)の割合は70%を超えている。
■65歳継続雇用終了後も年金だけでは生活できないため70歳まで働き続ける人が拡大。
■上記60歳~70歳までの期間は非正規雇用のため、雇用は不安定で収入は大幅ダウン。
一部の富裕層を除き、大半がこのような現状ではないでしょうか。
では、65歳になって年金を受給する人(繰り上げも含め)の割合が99%の理由は?
■年金収入がなければ生活できない高齢者の厳しい生活環境がある。
■平均寿命が延びているといっても、いつ死ぬかわからない(本人が年金を受給できない)
■健康なうちだからこそお金が必要であること(旅行や趣味活動、子どもや孫、ローンなど)
安倍首相は、先日「70歳超える年金受給選択の制度改正を3年で断行する」と明言していました(上記新聞記事の画像)
本当に今すぐ必要なことなんですか?
現政府と厚労省の狙いは、いったいなんでしょうか。
70歳を超えても年金を受け取らない高齢者を増やして、年金財源からの支出の抑制につなげることではないでしょうか。
安易な小手先だけの政策を出し、国民にとって有益な制度改正であるかのようなポーズとしか思えません。
以前、「ポスト真実の政治」についてブログアップしたことがあります。
この言葉の意味は、政策の詳細や客観的な事実より個人的信条や感情へのアピールが重視され、世論が形成される政治文化のことです。
まさに今回の政策は、中身のない「ポスト真実」の政策であり、本来やるべきことを覆い隠し国民感情へのアピールとしか見えません。
そんなことより、今やらなければならないことは、根本的に年金水準を底上げする制度改革ではないでしょうか。
今年、「働き方改革」法案に盛り込まれた「裁量労働制」の拡大をめぐり、厚労省作成の労働時間データねつ造問題が発覚しました。
国会では野党の追及でこの数値がねつ造されたものであることが明らかになりました。
この問題に至った経緯はどのようなものであったかハッキリ分かりませんが、省という組織、自己保身、忖度など様々な思惑が働いたのではないかと、多くの国民が感じているのではないでしょうか。
同じように財務省の「モリカケ問題」もしかりです。
こうした一連の問題に大切な時間や労力を費やすことよりも、もっと国民の利益に立った仕事をされたらどうなんでしょうか。
今回の年金繰り下げ受給制度は、厚労省の優秀な国家公務員の方々が将来の年金問題(財政のひっ迫)を考えて提案されたと思いますが、現実と乖離した政策であることを分かっているのは、実は立案した本人たちではないかと・・・。
まさに、”机上の空論” なんでしょうか。
「根本的に年金水準の底上げをする制度改革」は、一省庁の役人では無理なことだと思います。
国家財政の予算と使い道を掌握・実行する政治の方向性が変わらなければ実現しないと思います。
そういう意味では、私たちの暮らしと生活は常に政治の行方と関わっていると感じます。
冒頭で述べたように、62歳になって年金(老齢厚生年金)受給のための請求手続きに最寄りの年金事務所に行ってきました。
ここでは年金に関する専門の担当者から懇切丁寧な説明がありました。
この時、年金繰り下げ受給の話も出ましたが、事務的な説明だけでサラッと流した程度でした。
後で考えてみれば、この担当者の方も現実をよく分かっているのだと思いました。
私たち市民(国民)に最も近い年金制度の専門家の方だからこそ分かっているのでしょう。
”机上の空論” ”絵に描いた餅” ではない、本当の仕事をしてほしいものです。
こんばんは
私が就職した昭和53年は 将来のことに約束された時代でした。
たとえば 終身雇用制、55歳定年制で翌月から年金も支給されていたそうです。
健康保険も安く 病院にかかっても初診料の800円だけで 再診料や投薬料もタダでした。
その頃 私もおぼろげに32年間真面目に働けばバラ色のセカンドライフが待っているのかなと思
っていました。
それから2年位経ってから 国民のとっては不利な方へ改正され 現在のようになってしまいま
した。ある意味では 政府の詐偽にも思えます。
難しいことは分かりませんが 厚労省の方々に「机上の空論」にならないように孫子の世代まで
安心して暮らせる制度にしてもらいたいですね。
山鯨笹蟹さん
コメントありがとうございます。
山鯨さんとは同世代ですね。
私の場合、若い頃は将来のことについてそれほど考えていませんでした。目の前にある仕事だけで精一杯でしたから(笑)
退職後の人生や年金のことなどを調べ考え始めたのは50代に入ってからでした。それでもこれからの世代の方々と比較すれば恵まれていたと思います。
例えば、老齢厚生年金の支給開始年齢です。今若い世代の人たちはいったいいつ受給できるか?支給されてもどの位の金額なのか?本当に不透明なことばかりです。
これでは死ぬまで働かなくては・・・、という時代になってくることも十分考えられます。
山鯨さんがおっしゃるように、孫子の時代まで安心して暮らせる制度にしてほしいものですね。
年金、年々減らされていますね。
私は65歳からしっかりいただいています。
私が働き始めたのは昭和50年からだったと思います。日本の経済も上り調子で、若い時には
何も不安はなかったです。若い時は怖いもの知らずでした。
ただ、日本の人口比率を見て、どう考えても将来公的年金だけで大丈夫かと思い、
30歳の時に夫婦で生保の個人年金に入りました。生きている限り65歳から終身で支払われる
ものですからやはり心強いです。生保が倒産したら支払いはなくなりますが~・・・大手なので
大丈夫かな。
すーさんの母上様と同じように、今よりもっと年老いていくと年金だけで十分と思っています。
今はまだ動けるので、温泉旅行などもできますし、それなりに楽しめます。
今の若い人たち、貯蓄に励まなくてはならないとはちょっと気の毒です。
国を信頼できないということはやはり問題ですね。
話題とそれますが、すーさんのご実家の方は台風の影響でまだ停電しているとか。
早く復旧されますようにお祈りしています。
Roseさん
コメントありがとうございます。
実は今日、母の様子を見に静岡に日帰りで行ってきました。
静岡県の中でも私の実家周辺のエリアは、停電になっていなかったので助かりました。
母は2年前認知症のため施設(グループホーム)に入居したので、一人暮らしの時と比べいざ何かあっても周りに介助する方がいるため安心です。
お気遣いいただきありがとうございます。
以前、娘が結婚した時、娘夫婦に生保の個人年金に入るよう勧めました。
昔ほどの高配当はありませんが、これからの社会保障制度のことを考えると、将来のために本気で自己防衛しなくてはいけない時代になってきたんだな~とつくづく思いました。
子の代まで最悪な予想がつき、これが孫の代までとなるととんでもない世の中になってきますよね。
そうならないためにも、社会保障制度をはじめ国の方向性が変わらなければならないと強く感じます。
話は変わりますが、先日妻と狭山ヶ丘のトコロード商店街に行ってきました。
以前Roseさんから紹介され一度行きましたが、その時お肉屋(総菜、フライ物)がお休みだったため、再チャレンジでした。
今回は早めに行って、しっかり買ってきましたよ(笑)
トンカツ、メンチカツ、コロッケなどまとめ買いでした。帰りの車の中で熱々のフライをペロリ。実に美味しかったです!こうしたおやつ感覚で揚げたてをその場で食べるのが美味しいんですよね(笑)
ついでに「鳥一番」でから揚げも買っちゃいました(笑) 焼き鳥は午後から?焼くと言っていたので残念ながら購入できませんでした。
次回は午後行ってゲットしようと思います(笑)
ご実家の方、停電がなくてよかったですね。
>生保の個人年金
私たちはまだ出始めの頃に入ったので、終身でもらえます。一時払いで生保側は
払いたかったようですよ。なぜなら6パーセント近い運用のものだからです。
私たちが長生きしますと生保は延々と払い続けないといけないし、段階的に支払額も上
がります。
頑張って払い続けて良かったと思っています。
少し、心にゆとりが持てますので保護ネコを引き取って育てられますし。(笑)
猫ちゃんたちから愛情をもらっているのかもしれませんけど。
>トコロード商店街
手前(駅から見て)の小さな肉屋さんに行かれたのですね。午前11時から午後0時半
くらいで揚げ物はいつも完売です。
100円の串カツが私は大好きなんです。我が家から自転車で20分はかかってしまい
ますが、商店街は好きです。
商店街の中間地点にある、「もりやす」はローストビーフがおいしいです。
私はあまり好きではないのですが、毎月月末は特売日です。
>鳥一
やさしいご夫婦でしょう。川越の方からのファンもいらっしゃるようですよ。と
言いましたらとても喜んでいました。
我が家は焼き鳥だけでなくローストチキン(胸肉)を買ってきて酒のつまみにします。
川越にはリンロン88さんと同じ時期に研修を受けているかもしれません。
リンロン88さんは上級者クラスだったと思いますが。
全国的にあまり人気のない埼玉県ですが、観光ボラの研修(英語で)を時々受けていま
す。
すーさんお薦めのところに行ってもっと勉強しないといけないですね。
知識のないことを痛感しました。
川越、大宮などは案内するところがあると思いますが、はて、私の住む所沢はどこがあ
るかな???狭山不動尊、狭山湖、野球場…トトロの森くらいでしょうか。
能面美術館、航空公園、公園の中の日本庭園などでしょうか。
ヒソヒソ(笑)・・・川越の「時の鐘」が一日に4回なるのも知らずに恥をかきまし
た。
この間の研修は「菓子や横丁」「時の鐘」「川越祭り」を簡単に英語で説明する内容で
した。いくつになっても学ぶことは楽しいものです。
Roseさん
静岡の実家のこと、お気遣いいただきありがとうございます。
個人年金6%の運用のものだったんですか!それはすごいですね。
今ではほとんど魅力ないものですが、貯金の感覚で積み立てていれば将来少しでも役に立つと思います。
終身でもらえるとのこと、頑張って払い続けてきて良かったですね。
その結果、保護ネコちゃんたちとの生活ができているわけですから、二重三重にも良かったのではないかと思います。
トコロードのお肉屋さんの店名忘れちゃいました。店名を忘れないようにお店の写真を撮りましたが、なんと看板が撮れていませんでした(笑)
前回行った時、「モリヤス」のローストビーフ買いましたよ。
観光ボランティアの英語の研修を受けているんですか!それなすごいですね。
そのことを含めて川越の歴史について関心があるんですね。
英会話を通して、川越に限らず県内のそうした歴史・旧跡の勉強されることも一石二鳥で楽しいのではないかと思います。
私は英語は苦手ですので羨ましい限りです。
そういえば、リンロン88さんはアメリカ生活が長かったので堪能ではないかと思います。
いくつになっても学ぶことは楽しいものですね。
コメントありがとうございました。
https://seniorguide.jp/article/1146240.html
ご意見ごもっともです。
でも現実の借金財政の中では、添付記事のように世界共通の課題なので、避けられないで
しょうね。
そもそも太平洋戦争の終結(政府は終戦と言いますが、本来は敗戦ではないでしょうか)に
よって団塊の世代という、いびつな世代構成を生んだ時点で諸課題は生まれていました。
その結果教室の広さは変わっていないのに、55人学級を強いられ、高校・大学を新設して
何とかしのいできました。
でも絶対数の多さに立ち向かうには、友達を蹴落としても勝ち延びる教育を受けてきまし
た。たまたまオリンピック景気やいざなぎ景気によって就職出たこともあり、結婚ラッシュ
やマイホームラッシュが景気を押し上げてきたのでしょう。
しかしこの先高齢化になることは、分っていながら手を打ってこなかっただけではないで
しょうか?
選挙のたびに甘い補助金政策の誘いに乗って、政治家(現実は政治屋ですね)を選んできた
私たち国民の責任でもありますよね。
いや私は一貫して野党を押してきたという方もいるでしょうが、歴史を見れば「勝てば官軍」
です。そして法治国家である以上、悪法もまた法なりで従わなければなりません。
だからこそ利権のみならず、義理や付き合いだけで選ぶのではなく、例え我々の負担が増え
ようとも国民国家の平和な暮らしを志す人を支援しなければならないのでしょうね。
今回の沖縄県知事選挙に見られた「しまんちゅう(島人)」のように、沖縄振興資金を削ら
れても平和を望む声が勝利したことには、ほっとしています。
凡夫さん
コメントありがとうございます。
又、現在の年金制度と課題についての添付資料ありがとうございます。
凡夫さんのおっしゃるように
>この先高齢化になることは、分かっていながら手を打ってこなかった
まったくそのとおりですね。
その結果、現在のような制度改正(改悪)を行い、その場しのぎの政策になっていると思います。これもまた「分かっていながら手を打たない」結果、将来の子や孫の代まで問題を先送りしているのではないでしょうか。
こうした現状を改善していくためには、やはり今の政治の方向性を変えなければならないと思います。
>利権のみならず、義理や付き合いだけで選ぶのではなく、例え我々の負担が増えようとも国家国民の平和な暮らしを志す人を支援しなければならない。
全く同感です。
沖縄県知事選がハッキリ民意を反映した結果になり、私もホッとしています。
こうした一人ひとりの思いがしっかり政治に反映されればと願うばかりです。
今日は。こちらではお久しぶりです(笑)
年金、、、もう当事者ですから関心が高いですが、当事者ではない今の若い人の方が実は深刻に
なりそうですよね。
私も来年65歳になるので標準支給でもらうことにしています。70歳までの繰り下げをしない
のは、すーさんが挙げている3点ももちろんありますが、それよりも妻が年下の場合に、繰り下
げるともらえるハズの配偶者加給(年間40万近い!)がもらえなくなるので割りに合わないか
らです。 その意味では同じような人が多いはずなので制度設計の欠陥ですよね。もし70歳以
降までの繰り下げを可能にする制度変更がされるのであれば、ここをどうにかしないと、それこ
そ絵に描いたもちでしょう。
あと、すーさんが書かれているように「根本的に年金水準を底上げする制度改革ではないでし
ょうか。」とは誰しもが思うことです。しかし、実際問題、「底上げ」する方策など、あるので
しょうか? 私には誰が政治を行っても今の少子高齢化の状況が今後数十年続くことは確定して
いるので、その中で年金水準を「底上げ」するのは不可能で、出来るのはただ「いかに痛みを減
らしながら(あるいは少なくみせかけながら)年金支出を抑えるか」だけではないか、と思って
います。その観点で言えば、今後の政策は何をしてもアピールするフリをしているのではなく
「痛みが少ないように見せかける」のが精一杯でしょう。
それでもやらざるを得ないんですよね。やらなければ、我々の子供の世代、孫の世代はもっと
悲惨な状況になるのが目に見えているから・・・。
本当に自己防衛するしかなくなってきているのは同感です。
リンロン88さん
お久しぶりですね。
帰国一年目にして、大学通い、卓球、スポーツクラブなど元気いっぱいに過ごされている様子がブログを拝見して熱く伝わってきます。羨ましいの一言です!
年金の繰り下げ受給をしない理由の一つとして、リンロンさんがおっしゃる ”配偶者加給がもらえなくなる” ことは知りませんでした。
なるほどなと納得しました。いろいろな理由の中では一番ウェイトが高いのではないかと思います。
勉強になりました。ありがとうございます。
「根本的に年金水準を底上げすること」についてですが、年々高まる社会保障費の財源確保は、リンロンさんがおっしゃるように厳しくなってきているのが現状です。
国の財源をどのように使うか、分配するか(国家予算)は、与野党含めて国会で決まるものですが、実質現政権の考え方で決まっているのが現状だと思います。
こうした中、国民の生活や利益を守るという基本的な考え方に基づいて予算編成されるべきだと思います。
莫大な防衛費(これは賛否両論はあるかと思いますが)、無駄な大型公共事業投資、原発の廃炉やゴミ処理に伴う年数千億の税金の投入など・・・。
歳入については、法人税率を下げ続けていることで国家財政が減少し、その分国民に負担を強いる消費税率を上げたことで穴埋めされています。
大企業は法人税率が下がったことで内部留保が400兆円に達しています。そしてその還元は給与として全く反映されず、賃金を低く抑えるために非正規雇用者(4割)が増加する一方です。
まさにトリクルダウンは妄想にすぎないです。
法人税の実質負担率は、中小企業で19%、大企業では12%程度です。
もっと大企業や富裕層に対して税率を改める政策を行い歳入を増やし、使い方を変えれば社会保障への財源は十分確保できると思います。
社会保障制度の見直し改善は、真剣に取り組んでほしいと思います。
コメントありがとうございました。