知内町の特産品三昧

海鮮料理とバーベキュー

 

旅に出るとその土地の美味しい産物や珍しい逸品に興味があります。
すーさんの旅ブログは、「食べ物の話題が多いね」と言われてもしかたがないですね。やっぱり旅の楽しみは食べることなんです（笑）

今回のお試し住宅は、津軽海峡に面した道南の知内町です。
海岸からは青森県の津軽半島と下北半島を望むことができます。
この知内町の名産品は、”にらとカキ”　です。その他にもマコガレイやホタテ、昆布とウニの養殖が行われていました。
そんな名産品をその土地で食すことが旅の一番の楽しみではないかと思います。
町内にある飲食店やスーパー・専門店から買ってきてお試し住宅で調理することなど、いろいろな方法で食べることができます。

 

　　　

道内一の生産量を誇るニラ。ブランド名「北の華」

 

　　　

　　　

知内町の中ノ川漁港
生け簀にはマコガレイ、ヒラメ、タコなどの魚介類が。

 

お試し住宅がある小谷石には3軒の民宿があります。
どの民宿も海鮮料理が売りということで、道内はじめ本州からも多くのお客さんが訪れ評判だと聞いていました。
函館市内から車で1時間半、最寄りの木古内駅（JRいさりび線）からでも車で30分ほどかかる所ですが、今ではネットのクチコミなどの情報でどこからでも来るそうです。

今回、埼玉から友人家族が遊びにきたことで、どこか美味しい料理を食べさせてくれる海鮮料理店や居酒屋を探していましたが、ここの民宿でも食事ができるということで早速その内の1軒に予約を入れました。
長期に予約が埋まっているとのことでしたが、そこは地元民？のよしみということから快く受け入れてくれました（笑）

 

　　　

小谷石漁港にある民宿「海峡の宿　然」（ぜん）

 

　　　

知内マコガレイのお刺身とウニ

 

知内産天然アワビ、タコ、ツボ貝のお刺身

 

　　　

知内産カレイのお刺身とウニづくし（生、豆腐、茶わん蒸し、おにぎり）

 

　　　

知内特産ニラ・魚介類の陶板焼きと昆布

こうした海鮮料理は、町の飲食店や居酒屋などでも食べられますが、地元の民宿でも食事だけのプランがあります。料金は予算に応じて相談できます。
鮮度の良い魚介類を一同に食すことができ、なによりも心のこもった手料理をリーズナブルにいただくことができる点では利用する価値は十分にあると思います。
交通の便が不便であってもリピーターが多いのも頷けます。

 

地元食材を使ったバーベキュー

 

知内町はカキの産地ということから、町内に「かき小屋　知内番屋」というお店があります。
ここでは食材持ち込み自由のバーベキューができる「ピザANDバーベキュー小屋」（同経営）が隣接しています。

 

　　　

利用料金は、1テーブル3000円、飲み放題一人1500円だけです。（原則飲み放題、2時間）
調味料や箸、皿など揃っているので好きな食材を持ち込むだけです。

さて、材料はどうしようか？
ここは北海道ですから周りにはいくらでも食材はあります。

 

　　　

北海道で焼肉といえば、やっぱりジンギスカンですよね！
北海道のどの町にもお肉専門店があるので、ちょっと探せばすぐ見つかります。
隣町の木古内にあるジンギスカン専門店の「九上」（きゅうじょう）でラム肉とマトンを調達しました。
筋の部分がしっかり取り除かれているので、とても柔らかく肉厚でした。

 

　　　

　　　

バーベキュー用の野菜や魚介類はCOOPで十分調達できます。
関東のスーパーでは目にしない商品が品揃えされ、鮮度が良く安いのがいいですね。

青つぶ貝は、下処理しないでそのまま炭火の網に置いて焼くだけなので便利です。5コ入り359円、安い！

 

　　　

食材が揃ったところでジュージュージュー。
野菜はお試し住宅で事前に切って持ち込みました。

 

知内産カキ

バーベキュー小屋では、”ガンガン焼き”　という名称でカキのメニューがあります。
カキ7コとその他貝3コ計10コ1800円。
知内特産のプリプリのカキは、潮の香たっぷりのジューシーな美味しさでした。

北海道を食べ尽くす！
民宿やバーベキューなど仲間が揃えばこんな企画の食べ方もアリですね。

 

”いかめし”　づくり！？

 

知内町に来る前、森町に立ち寄ってきました
この森町で名物駅弁の「いかめし」を食べました。シンプルな味ですが、濃厚なイカの味がありとても美味しかったです。
そこでお試し住宅に入居したら、ぜひこの　”いかめし”　を作ってみようと思っていました。
埼玉の自宅にいたら多分このような思いは湧かなかったと思います。北海道に来たからこその思いなのかもしれません。
旅とはそんな気持ちにさせてくれるものなのでしょう。

 

　　　

本場森町のいかめしは、もち米で作られているようです。
しかし、通常の米でも作れるということでネットのレシピを見て作ってみました。
生いかに米を入れて、あとは煮るだけです。調味料は、酒、しょうゆ、みりんだけでした。

 

おお～、うまく出来上がりました！　見た目もいいですね～。
と、思いきや？

イカを切ってみると、なんと米がまだ半生の状態でした。がが～ん！
これじゃ食べられないよ～。
煮足りなかったようです。それにしてもレシピどおりに時間をはかって調理したのに・・・（涙）
こんなこともあるでしょ。

 

　　　

気を取り直して、今度は焚き上げたご飯を生イカに入れて煮てみました。
生米でないので短時間で出来上がりました。
イカに甘辛いタレがよくしみ込んいましたが、ご飯の方にはしみていませんでした。
タレを少しかけて食べてみたところ実に美味しく出来上がりました。

こんな失敗もありながら北海道三昧のお試し住宅生活を楽しんでいます（笑）

 

「2019北海道ステイandくるま旅」　つづく