登山、山歩き その2
十勝連峰の主峰十勝岳へ
富良野エリアからよく見える山並みが十勝連峰です。
私たちが住んでいるお試し住宅の近くからは、その連峰のひとつ富良野岳がよく見えます。
その富良野岳から北東に長い山並みが続いているのが十勝連峰です。
今回は、連峰の主峰十勝岳の頂きを目指す登山でした。
早朝4時30分。登山に向かう途中の田園地帯から十勝連峰を望む。
前十勝の火口からは、盛んに噴煙が上がっていました。
十勝岳は、活火山らしいダイナミックな山でした。
十勝岳中腹から望む美瑛岳
澄み切った大気の中、十勝連峰が近づいてきます。天気は良さそうです。
登山口の望岳台
早朝5時到着もすでに駐車場は、ほぼ満車状態でした。
かろうじて1台分の駐車スペースがあり助かりましたが、駐車できなかった車はガレ場の空き地か側道に停めることになります。
案の定、下山してきた時には、空き地や側道に多くの車が駐車していました。
ここから登山開始です。すでに多くの登山者が登り始めていました。
右手に三段山が望めます。途中、美瑛岳登山の分岐がありました。
この日は、十勝岳登頂後に稜線を歩いて美瑛岳に登る計画です。下山はこの地点に戻ってくる予定でした。
でした?、美瑛岳から戻って来なかったの? そうなんですよ、結果的には十勝岳往復でした。
途中にある避難小屋。前十勝岳付近から噴煙が上がっています。
高度を上げていくと大きな雪渓が残っています。
昭和火口まで登りきると十勝岳の全容が現れました!
登山口の望岳台からは見えなかった十勝岳の姿です、
昭和火口で一息、左手には美瑛岳がそびえ立っています。
十勝岳まで火山灰のグラウンドコースが続いています。
草木が生えていない荒涼とした道ですが、360度の視界はダイナミックな景色を楽しめます。
今まで噴煙を上げていた前十勝の火口が眼下に見えます。
目の前には、見上げるように十勝岳が迫ってきています。最後の急登ですね。
頂上直下の稜線に出ました。風が強くなってきました。
十勝岳頂上 2077m (日本百名山)
主峰十勝岳を中央にして、その右に上ホロカメットク山、三峰山、富良野岳、その左に美瑛岳、美瑛富士、オプタテシケ山。
眺め飽きることがなかった。
深田久弥著「日本百名山 十勝岳」より
頂上から「上ホロカメットク山」を望む
これから向かう予定の美瑛岳です。眼下の右手の稜線に登山道が伸びています。
写真では分かりませんが、かなりの強風です。ほとんど立っていられる状態ではありませんでした。
美瑛岳に向けて一旦下りましたが、あまりにも風が強く吹き飛ばされそうになりました。しかも、美瑛岳まで2時間半の稜線歩きですから、このまま登山続行は無理と判断しました。
腹減った~。頂上の風が遮られる岩陰でおにぎり2個食べちゃいました(笑)
下山後、途中のグラウンドコースから十勝岳を振り返って。
「おい、すーさん!、十勝岳はそんなに甘くないよ。縦走したかったら、もう一度出直してこい!」
と、言っているようでした(笑)
今回、美瑛岳までの縦走は無理でしたが、富良野滞在期間中に機会があればぜひピークハントしたい山です。
下山後、望岳台登山口から十勝岳を振り返って。
ということで、今回十勝岳~美瑛岳の縦走はできませんでしたが、十勝連峰の主峰十勝岳に登頂することができました。
十勝岳は、今でも噴煙を上げる活火山の一つです。まさに生きている山という感じでした。
さて、次回はどこの山に登ろうか? まだまだこれだけでは終わりませんよ。
「北海道ロングステイ 富良野編 (7)」へ つづく
美しく、ダイナミックな写真で感動。
ロングステイの間にたくさん登ってください~
楽しみにしています。
家犬さん
コメントありがとうございます。
確かに本州にはないダイナミックな山容でした。
なによりも頂上から見渡す景色は、これも本州にはない広大且つ優雅が展望でした。
北海道の魅力は、まさにこうした景色にあるんですね。
これからの登山プランは、まだまだありますが天気次第ですね。
またコメントお願いしますね!