ジャングルに浮かぶ褐色の巨大岩石!?
昔、王位継承の抗争の中で造られた理想の楽園がシーギリアと言われたそうです。
はるか遠くから望むと緑で覆われたジャングル地帯の地平線に異様な岩石がそそり立っています。
一目であれがシーギリア・ロックだと分かりました。
あんな所に王宮が?
不思議な国です。
そんなシーギリア・ロックが見える「アリアリゾートホテル」に前泊して、翌日その不思議な王宮を目指しました。
アリヤリゾートホテルからのシーギリア・ロック(後方右側)
200mの高さを誇る巨大な岩石の上には?
ポロンナルワ遺跡群
ココナッツミルク。暑い日差しの中では、この一口がとても美味しいです。
ランチで立ち寄ったレストラン
アリヤリゾート&スパ
ホテルに向かう途中、道路沿いから野生の象がお出迎えしてくれました。
この場所はサファリの保護地域になっていて、道路沿いには電線が張り巡らされていました。
それでも象が道路に出てくる時もあるそうです。
後日、暗くなった頃、車を走らせていた時に急ブレーキがかかりました。なんと車の脇には巨大な塊のような物が動いていました。
よく見ると象でした! ビックリでしたね。
アリヤリゾートホテル
オープンエアーのロビーにあしらわれた象の壁画。部屋の壁にも象が描かれていました。
まさに象の国なんですね。
夕食はカレーでしたが、不思議と飽きないですね。
お皿の上に乗っている楕円形のおせんべいみたいなものは、「パパダン」と言って小麦粉や豆をすりつぶして、パリッとあげたものです。これを手で砕いてライス&カレーと一緒に食べます。
野菜や魚介類、肉類などの素材は、各種スパイスやハーブで味付けされているので、いろいろな味を楽しむことができます。
昼間露店の果物屋さんで買ったフルーツをホテルのレストランでカットしてもらいました。
白い果肉のフルーツはサワーサップ(酸味があります)、オレンジ色の果肉がマンゴー。
こんな感じでほぼ毎日のように露店でフルーツを買ってホテルでカットしてもらっていました。
シーギリア・ロック
正面の入場口
入場料は、4620ルピー(日本円で約3500円)
頂上までは、このような階段が続いています。
岩山の中腹にある「ライオンの足」。当時はライオンの頭部も造られていたそうです。
頂上。高さ200mの岩山の上に広がる王宮跡。
360度見渡せる眺望です!
この高さの所に設けられた沐浴場、高度な給水設備があったんですね。
ポロンナルワ遺跡群
11~13世紀の間、スリランカの第二の首都として栄えた街。
南北約5Kmもの広大なエリアに、当時の遺跡群が点在していました。
観光客は、靴をはいたままで観光していますが、スリランカ人は皆さん裸足でした。
観光客も遺跡の中に入る時は、靴を脱いで入るよう表示版がありました。
知らないでそのまま進んでいたら係員に注意されました。
その後は、ずっと裸足で遺跡群の中を歩きましたが、かなり足裏が痛かったです(笑)
そんな姿を見かねた地元の方が、ソックスは履いていいよと言ってくれました。
ブッダ立像とブッダ涅槃像。
ブッダが瞑想を経て悟りを開き、やがて涅槃に入るという流れを表しているといわれるそうです。
サファリツアー
野生の象に会えるミンネリア国立公園に向かいました。
ここでは、ジープに乗って広大なジャングル地帯や草原を走るサファリツアーが楽しめました。
公園内(サファリ)は、すべて専属のドライバーさんがジープを運転していきます。
入場料5000ルピー(日本円で約3750円)
走っているとジャングルの中からいきなり象の群れが現れました。
小象は可愛いですね。
広い草原と湖の近くに象の群れが見えます。
湖の中にはワニもいるそうです。湖に浮かぶ頭の部分だけがほんの少し見えました。
大きな岩のような物がころがっています。
よ~く見ると、象の糞でした(笑)。おっきいですね~!
ということで、スリランカ中部に位置する文化三角地帯を巡ってきました。
次回は、ゲストハウスとカレー&スパイスについてご案内していきます。
「スリランカ旅行 (4)」へ つづく
楽しく拝見しています。
シーギリアロック、サファリの入場料は一人分の料金ですか?
家犬さん
お久しぶりです。
入場料は一人分です。
ポロンナルワ遺跡群も入場料があり、一人3850ルピー(約2900円)でしたから、かなりの負担です。
入場料が高いのは、私たちが訪れたこの三か所くらいで、他はそれほどでもありませんでした。
スリランカの場合、全体的に税金がかなり高いです。ホテルや食事などでもその価格だけみると安いですが、それにプラス税が加わりますので注意した方がいいですね。
スリランカの平均月収は、3万円位と聞いています。
例えば、たばこは1箱1000ルピー(750円)だそうです。国内産のお酒も1本1500ルピー(1100円)のようですから、仏教国だといっても庶民にとってはお酒やたばこを嗜む余裕はないようです。
この後の旅行記まだ続きますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
コメントありがとうございました。
象が沢山いるのですね。