設備・機能の進化とレンタカーの活用

 

2月2～5日まで幕張メッセでジャパンキャンピングカーショーが開催されました。
1月に案内状がきていましたが、今年は行きませんでした。
年を追うごとに新しい装備や機能を備えた車が出展されているようですね。

 

　　

 

先日、テレビのニュース番組でこのショーの様子が放映されていました。
私も2013年にこの会場で購入を決めて、その後も何度か足を運んで見学していました。
テレビ番組の様子からもこのショーがさらに進化していていることが伝わってきました。
実際に今すぐ手に入れなくても、こうした夢を求めるビジネスはどうしても豪華版になっていくようです。
高価なもので贅沢品ですから、やはり夢のある商品でなくてはならないのでしょう。

ニュース番組の中でちょっと気になる場面がありました。
それは、震災などにも活用でき基本的なインフラが揃っていることをアピールしたものでした。
たしかに言われてみれば、レジャーだけでなくいざという時には役に立つ車なんですね。
昨年、熊本地震があった時、こうしたキャンピングカーが活用（無償貸し出しなど）されたことが新聞テレビなどで報道されました。
もちろんそのためだけに購入するものではないと思いますが、いざという時のためにも役立つものであることは間違いないようです。
実際に照明や冷暖房設備、冷蔵庫やテレビ、電子レンジなどの電化製品、キッチン・調理器具や食料備蓄、ベット（寝具）や衣類などの収納設備もありますから、生活に必要なインフラ全般が揃っています。
普段の生活の足、さらにレジャーとして使うことができ、そしてプラスアルファとして震災時対応の機能車ということで、こうした業界も進化し続けているように思いました。

 

　　

　　

 

購入前のレンタカー活用

 

家を購入して生活してみると、ここはもっとこうしておけば良かったとか、必要と思っていた物（設備）があまり使わなかったなど誰にでも経験あることだと思います。
高価な買い物ですから買い替え、建て替えなんてそう簡単にできませんよね。

キャンピングカーも同じだと思います。
これは普通の乗用車を購入する時よりもかなり言えることだと思います。
なぜなら、単に走る能力やデザイン性、燃費だけでなく、家と同じようにインフラ機能を備えていますから、その点の使用頻度や使い勝手に重点が置かれるからです。
こちらも高い買い物ですから買い替えなんてできませんよね。

そんな中、最近レンタルキャンピングカーが注目を集めているようです。
普段使わないからレジャーの時だけ借りよう。又、すぐに購入するよりも何度が実際に試してから手に入れようとする考えは賢いと思います。
私もいきなり購入しましたが、やはりこうした設備の方が良かったとか、こんな機能は必要なかったなどいろいろありました（笑）

現在、私が会員になっている「くるま旅クラブ」から定期的に会報が届きます。
今回の会報では、レンタルキャンピングカーが特集されていました。

 

　　

くるま旅クラブの会報「旅楽」にレンタルキャンピングカー特集。

 

「もっとも多いのはキャンピングカーを買う前に試してみるという購入者です。実際に使ってみることでレイアウトや装備、サイズなどを判断します。家族で寝る場合にはどんな使い方をするのか、実際にキャンプで使ってみてはじめてわかることも多いのです」
※旅楽からの引用

どんな装備や機能が必要か不必要なのか、車内のスペースや車体の大きさなどの好みは個人によってさまざまだと思います。
だからこそ見た目だけで判断するのはたいへん難しい面があります。
豪華なキャンピングカーショーだけの購入判断だけでは、後々こうすれば良かったと思うことになりかねません。
そういう意味ではレンタカーの活用はぜひおすすめしたいものです。

 

　　

　　

テレビのニュース番組で放映されたキャンピングカーショーの関連取材で実際にキャンピングカーを利用している方の紹介がありました。
ここでは、ユーザーのコメントとして「レンタカーを使ってみてイメージがわいてから買うのがいい」とおっしゃっていました。

私もまったく同感です。
又、経費として「年間の維持費２４万円」と出ていましたが、任意保険や税金、その他メンテナンスなどで最低この位の諸費用がかかります。
買ったはいいが、維持費がかかるということも念頭に置いておいて検討したほうがいいと思います。

 

これから購入しようと考えている方少しでも参考になればと思います