登山仲間と共に冬のハイキング
1月に単独で登った八高山(大井川下流域沿いの山)に今度は山仲間と行ってきました。
会社時代の関東エリアに住む山仲間たちとは、恒例の夏山、秋山登山以外にも近場の低山を中心に登っています。
しかし、同じ山仲間の中で一人だけ静岡に単身赴任中のHさんとは、なかなか一緒に登山する機会がありませんでした。 母の介護のため静岡の実家に頻繁に行き来していたため、「今度一緒に山に行こうか」と声をかけたところ、待ってましたとばかりに二つ返事でした。
大学時代に登山部だったHさんは、久しぶりの山行でも登り方はしっかり身体に染みついています。一歩一歩ゆっくり地に足をつけた歩き方は、700mを超える標高差でも息をきらすことはありませんでした。 山岳同好会のパーティを組んでの登山では、いつも先頭を任せることのできる仲間としてメンバーから信頼があります。 現役バリバリのHさんと3年前に早期退職したオヤジ(私)でも、登山という共通の趣味だけで話題に事欠くことはありません。最近ほとんど単独行の登山ですが、気の合う仲間との登山は新鮮な気持ちで楽しむことができました。
久しぶりの登山で八高山の雄姿に目を奪われるHさん。
晴天でしたが雲に隠れる富士山、残念!。遠く南アルプスの山並みを遠望
ザワザワっと音がしたら、なんとカモシカです!
登山中たまに遭遇することがありますが、今回はかなり接近して見られました。
息を殺してジッと観察していれば、カモシカも意外に落ち着いていて逃げないものです。
標高832mの低山といってもかなり登りごたえがあります。この時期だからこそ気持ち良く登れます。これが春以降になれば汗をビッショリかくこと間違いないですね。
平日で誰一人いない頂上では、いつものように持参の三脚でオヤジ二人をパシャリ。
下山後、隣町の掛川市に向かいました。
先日、テレビ東京の「カンブリア宮殿」で掛川市の「たこ満」の放映がありました。
静岡県西部エリアにおいて絶大な人気を誇る地元和菓子屋さんの成功事例の紹介でした。
小売業において、地元民に支持される品揃えやサービスなどの成長戦略はいったい何か?ぜひ現場に足を運んで見てみよう、というのは全くの冗談で、番組で紹介されたいちご大福が食べた~い!の一念だけで行ってみました。 カミサンからも2週間前に掛川城に行った時、そんな美味しそうなグルメ情報知らなかった!ぜひ買ってきて~と催促されちゃいました。
掛川市「たこ満」本店。デカ~!通常の2倍はあります。350円。
かなり食べごたえがあります。いちごは、地元遠州産の「あきひめ」を使っています。
ひっきりなしにお客さんが来店していました。人気の秘密は、味や価格、品揃えはもちろんですが、やはり従業員さんの接客サービスが光っていました。
成長企業の共通点は、やっぱり人材育成にあることがよくわかります。
現在、年商数十億円店舗の店長であるHさんの目も一瞬仕事の目になっていました。
そんなHさんを見ながら、いちご大福をガブリ食いつきながら「コレ、美味しいね~」。
二人のオヤジがいちご大福にかぶりついている姿は、どのように映ったんでしょうか。
登山の疲れを甘い大福が癒してくれた一日でした。