千葉山智満寺の十本杉を訪ねて
一人暮らしの母の介護と見守りの為、故郷島田に滞在しています。
地元の高校を卒業するまで、大井川と茶畑に囲まれたこの地で過ごしてきました。
気候が温暖なこの地は、真冬でも雪が降ることはありません。天気が良ければポカポカと暖かく、ちょっと歩いても汗ばむくらいです。
空気が乾燥するこの時期、裏山の小高い所に登れば富士山が望めます。今年は暖冬のせいかいつもの雪をかぶった富士山ではないですね。
真っ青な空と周囲の山並みを見ているとムズムズと「山虫」(山歩き)が疼いてきます。
そこで今回は島田でも人気の高い「千葉山」(ちばさん)に出かけてみました。
千葉山には智満寺という鎌倉時代から深く信仰されてきたお寺があります。周辺の市町村からも多くの参拝者が訪れる所です。車でも行けますが、千葉山(智満寺)に至るハイキングコースも多数あり、半日で往復できる手軽な山歩きができます。 又、境内にある樹齢1000年とも言われる杉の巨木群が見ものです。
智満寺十本杉のひとつ「大杉」高さ40m (天然記念物)
写真中央奥のちょっと小高い山が千葉山(智満寺)です。
以前にはなかった第二東名高速道路の橋げた。この第二東名は静岡県の山の中を通っています。
車でも行ける一般道。たぬきが出るんですね~。
こちらは石仏が点在するハイキングコースです。(ハイキングコースは複数あります)
智満寺。比叡山延暦寺を総本山とする天台宗のお寺です。
本堂から更に進むと杉や竹林がうっそうと茂る参道(登山道)が奥の院まで続いてます。
奥之院。ここが千葉山頂上468m。途中から藤枝東高校の山岳部の学生さんと一緒になりました。藤枝から山中を縦走してきたと言ってました。かけ登るくらいの勢いで小走りに登ってきたようです。さすが若さですね!
本堂に戻りランチタイムで~す。 大判焼きを食べながら下山。
帰りは天徳寺コースで下山。山中の狭い平地を利用して茶畑が広がっています。
稲作中心の土地では、山を切り開いて段々畑や田んぼ(千枚田など)にしていますが、この地域では全て茶畑です。所変われば景色も変わりますね。
次回は、大井川鉄道沿いに高校時代の友人を訪ね山歩きをしてみたいと思います。