もう一人暮らしはできない母親
介護離職は年間10万人も?
早期退職以降、静岡の実家で一人暮らしの母親の所に通いはじめて2年になります。 月に1~2回ほどの頻度で通院と薬をもらいに行くことが主な目的ですが、同時に介護と見守りも兼ねて数日間滞在してきました。 これも完全リタイアしたことでできたことだと今更ながら思っています。 この間、母親の健康状態の受診(認知症の診断)、要介護の手続き、デイサービスや訪問介護の申請、ケアマネジャーとの連動など行政や病院との関わりを持つことで、「介護」について少し理解できるようになりました。 又、6年前にガンで亡くなった長兄の奥さんである義理の姉さんの積極的な協力とアドバイスにも助けられ、今まではなんとかやってこれたと思っています。
しかし、こうした時間の流れは、同時に母親の老化と認知症の進行に比例してきます。 今までできていたことができなくなってきた、今までわかっていたことが突然わからなくなったなど・・・。 いつまでも同じ状態ではないとわかっていても、いざそうした状況に遭遇すれば、次の手(方法)を考えなくてはならないと思うばかりです。
このような状況に対しての対応は、私だけでなく多くの方々も経験されていると思います。そして、介護問題が更に深刻化する中で、介護する側の生活も大きく変わらざるを得ない状態になってくるのではないでしょうか。 こうした状況において介護離職問題がクローズアップしてくる現実があります。 厚生労働省の雇用動向調査によると、2013年に離職した人は約717.8万人、そのうち個人的理由で離職した人は約498.3万人でした。そして個人的理由で離職した人のうち「介護・看護」を理由とする人は約9.3万人です。男性は約2.3万人、女性は約7.1万人と女性のほうが多くなっています。 年代別に「介護離職」の割合をみると、男性は「55~59歳」、女性は「45~49歳」で最も高くなっています。 生命保険文化センター
私たちのようなシニアと言われる年代になってくると、本格的に介護への関わりが多くなってきます。と同時にその年代の人たちの介護離職率が増えてくることも頷けます。
介護問題は、社会の大きな変化(家制度の崩壊、核家族、女性の社会進出、長寿など)に伴って複雑化してきていると思います。介護者の症状と介護度合い、介護する側の家族状況、又、介護者と介護する人それぞれの考え方、その他経済的な問題などあります。 100人いれば100通りの状況と考え方、そして対応策があるのではないでしょうか。 ここに介護問題の複雑化、深刻化があり、大きな社会現象になっていると思います。
担当医師から認知症の診断を受けた時、「いつ徘徊してもおかしくない、同居か施設」を考えるようにと言われてから2年経ちました。 もう一人暮らしは難しい状況にきていることから、昨年末から実家に滞在しています。 もし仮に今でも働き続けていたとしたら、介護離職もあり得たかな?と思いました。 こうした介護・見守りへの関わりに対して、今の「リタイア期間」を有効に使っていきたいと思います。
すーさん、お久しぶりです。Roseです。
今年もよろしくお願いします。
私は父を41歳の時、母を翌年42歳で亡くしましたので、介護は全く
ありませんでした。子供孝行な親だといつも感謝しています。
どうぞお体に気を付けて、頑張りすぎないでお過ごしくださいね。
Roseさん
コメントありがとうございます。
お久しぶりです。今年もよろしくお願いいたします。
ご両親はずいぶんお若い時にお亡くなりになったんですね。さぞお寂しかったと思います。
介護は子どもの役目だと思っていますから、それほど気になりません。
私のリタイアを待っていたかのように母は認知症になったのかな?と思ったりします。実は今施設を探しています。母はいやがるかもしれませんが、専門的な介護や医療設備を備えた施設の方がいいように思います。
それまでは母と一緒に暮らしてみます。
くろとごまです。お久しぶりです。昨年9月から千葉の新居で、母親と女房に住んでもたっています。
母親は現在90才(すーさんのお母様と同級?)です。要介護にはなっていませんが、火災をおこしたせいか、火を怖がります。IHもだめなので、料理は全て女房に作ってもらっています。
私は新潟で単身赴任生活をしています。月に一度のペースで千葉に行くようにしています。幸い女房の実家とも近いため、女房の親(二人とも健在)と私の母親の3人を優先させた生活をしようと二人で相談しています。
65才まで働いてリタイア後の経済的な目処をたて、千葉へ戻ることが当面の目標です。
くろとごまさん
コメントありがとうございます。
新潟でのお仕事と単身生活たいへんご苦労様です。
リタイア後はぜひご家族の幸せを優先してお過ごしください。
私も登山やくるま旅を楽しんでいますが、カミサンとも相談して母親や義父のことをまずは優先して生活のサイクルをつくっています。
母や義父のお世話ができるのは、やはりリタイアしたことでしっかり対応できるようになったんだと今更ながら思っています。
悔いのないようにしていきたいと思います。
くろとごまさんも65歳以降になると思いますが、ご夫婦の生活を楽しみながらご家族と共にお幸せにお過ごしください。
大変失礼しました。
誤解されても仕方のない書き方で・・・
私が41歳の時に73歳になる父を、翌年42歳の時に70歳になる母を亡くしました。
まだ、私も若かったので、父には最後の一か月間仕事を休んで
看病できましたが、母親は突然亡くなったので、この世の中にこんなに悲しいことがあるのだろうかというくらい悲しかったです。
夫が後悔しないように精一杯のことはしたほうが良いよ。と言ってくれたことがうれしかったです。
母上様とご一緒の時をどうぞ大切になさってください。
くろとごまさんも、おひとりで何かと大変と思いますが、お体に気をつけて、千葉に戻れる日までお過ごしください。
Roseさん
こちらこそ私の読み間違いでたいへん失礼いたしました。
私も母のことを後悔しないように見守っていきたいと思います。
ありがとうございます。