大磯ロングビーチ
炎天下の中の激走!?
日本列島猛暑が続き、早梅雨明け宣言が出されました。
こうした異常気象の中、大磯ロングビーチで開催されたトライアスロンに出場しました。
ここ最近の持久系スポーツでは、マラソンをはじめデュアスロン(ラン→バイク→ラン)、アクアスロン(スイム→ラン)に参加してきました。
そんな中、今回のトライアスロンは、2019年山形県の酒田市で行われた大会以来3年振りです。
トライアスロンはオリンピックの公式種目にもなったことから、若者世代を中心に注目され競技人口も増えてきています。
スイム~バイク~ランという3種目を連続して行うことから過酷な競技として知られています。
60代のオヤジがそんな競技に出て大丈夫?と言われそうです(笑)
正式な競技は総距離51.5kmですが、大会によって距離が短い種目があります。今回の大会は、「一般の部」12.875kmが最も長い競技だったため、初心者や中高年には参加しやすかったです。
例えば、マラソンの場合、フルマラソン、ハーフ、10km、5kmなどの種目があるように、トライアスロンにおいても、スプリントやチャレンジという名称で短距離種目があります。
とはいっても、60代後半に突入した年齢では体力的にハードルが高く過酷です。しかし、他者と競うというより自分との闘いで完走を目標にすれば、それほど気にすることなく楽しめるスポーツだと思っています。
今回の大会は、大磯ロングビーチで開催されました。よく耳にする名称ですが、初めて訪れる場所でした。
一周400mのプールなんですね。これほど大きなプールを見るのは初めてでした。
高台になったプールからは目の前に相模湾が一望でした。
今回の大会はファミリートライアスロンということから、ちびっこ(未就学)、キッズ(小学生)、ジュニア(中学生)の部や親子参加の競技があり、家族連れのファミリーが多く参加していました。
初めての場所、初めての参加ということから、競技コースがよくわかりませんでした。配布された見取り図で確認しますが、会場が大きすぎて把握することができませんでした。
今までの大会もそうでしたが、コースがわからなくても後ろについて行くパターンですから、それほど気にすることはありません(笑) それと要所要所に係員が配置されているためコースを外れることはほとんどありません。
キッズ(小学生)レースでは、応援する親の方が興奮状態でした。
プールサイドは若いお父さん、お母さんがつめかけ夢中になって声援を送っていました。
11:30、いよいよ一般の部がスタートです。
最初のスイムは375mです。海の競技と違って泳ぎやすいです。
トライアスロン競技の場合、3種目すべてを通して使用できる「トライスーツ」を着用しているのが一般的です。これは着替え時間を無くすことで素早く次の競技に移行できるようにするためです。速乾性、防水性のあるスーツのようです。
私はまだそのようなスーツを持っていません。そのため、今回のレースは水着だけで上半身裸で泳ぎました。同じような人がもう一人いたのでホッとしました。
スタートは、密を防ぐため5秒間隔でスタート。個人個人アンクルバンド(計測)を着用するため、スタート時間が異なっても正確なタイムが計れます。
スイミングを楽しむためクロール、平泳ぎを混ぜながら泳いでみました。
プールは水深1.2mのため、何らかのトラブルで選手が溺れることはほとんどありません。このため、海で行われるレースと違って周囲に緊急サポート隊はいませんでした。
スイム終了後、トランジションエリア(次の競技に移行準備する場所)に入り、バイク競技に移りました。
バイクは10km。コースはプール下にある駐車場。直線距離約500m、一周1.7kmを6周回。
この日は海側から強い風があったため、向かい風の時はかなり体力をつかいました。炎天下の中、焼けるようなアスファルトだったこともあり思ったより疲れましたね。
バイク終了後、ラン2.5kmに移行。コースは園内につくられ、1.25kmを2周回。
バイクでかなり体力を使ったためか思うように足が動きませんでした。猛暑で喉がカラカラ! こうした激しい運動の最中では水分補給も思うようにいきませんでした。
よくマラソンランナーがレース中、個人のスペシャルドリンクを用意している場面を見かけますが、自分に合ったドリンクがいいのかも?
炎天下の中、なんとか途中棄権することなく完走できました。
レース後の感想は、やっぱりこの暑さが厳しかったな~と。でも楽しい一日でした!
ちなみに参加者の最高齢は84歳の方。次は私でした。
リザルト
総合記録 52:11 20位/26人中 (スイム18位、バイク14位、ラン23位)