晩秋の新穂高から飛騨高山へ 11月30日
雪景色の北アルプス
新穂高ロープウェイ展望台から 高山市の飛騨の名峰・笠ケ岳2898m(日本百名山)
飛騨高山から白川郷を抜け、北陸の富山・金沢方面への6日間夫婦くるま旅を計画しました。しかし、旅の2日目、高山にて飛騨・北陸地方の低気圧の発達により、強い冬型の気圧配置になる予報。冬装備をしていない車ではこれはヤバイ!ということで急遽予定を変更して高山と白川郷の2日間のくるま旅に行ってきました。
いつものように前日夜間出発。中央高速道路を北上して諏訪湖SAにて車中泊。土曜日の夜で混雑を予想していましたが、紅葉シーズンも終わり駐車場は空いていました。 翌朝、松本から上高地に向け安房峠を越え、平湯経由で途中の新穂高温泉に向かいました。目的は、新穂高ロープウェイからの北アルプスの眺望を楽しむためです。
新穂高ロープウェイは、終点の西穂高口まで標高差1039mをいっきに上り、2156mからの展望台から北アルプスの山並みを眺望できます。今回4度目になりますが、直近では3年前に夫婦二人で登った西穂高山荘までのトレッキング以来です。
展望台からの西穂高岳2909m 槍ヶ岳と大喰岳・中岳の3000mの稜線
焼岳2455m(日本百名山)現在でも活動している活火山です。西穂高岳から奥穂高岳までの縦走はいつかやってみたい稜線です!
槍ヶ岳に至る西鎌尾根 西穂山荘が遠望できます
飛騨の大鍾乳洞
新穂高から平湯を経由して高山に向かう途中に大鍾乳洞があったので立ち寄ってみました。日本にはいくつか鍾乳洞がありますが、ここははじめてでした。石灰岩が雨水に溶けて長い年月をかけて少しづつ堆積していくのですが、思っていたより迫力のある鍾乳石を見学することができました。全長800mにもおよぶ大きな鍾乳洞でした。
鍾乳洞入口の外観と駐車場 大人900円(割引券使用)の入場料でした。
ライトアップされているので写真を撮るとちょっと異様な感じですね。
実際の鍾乳石は、肉眼でこのような色です。
飛騨高山市内の散策
ちょうど40年前の学生時代に訪れた時とは街並みが全く変わっていました。当時から有名な観光地でしたが、昔の古い建物や観光スポットが整備され、なんといっても統一された外観が街の魅力をいっそう引き立てます。我が街川越もそうですが、行政が昔の街並み保存に力を入れていることがよくわかります。最近では、どこに行っても外国人観光客が目立ちますが、この高山でも特に東南アジア系の外国人が多かったです。
夕方4時頃、観光客はほとんどいなくなりゆっくり散策できますが、お店も店じまいしちゃうんですね。都会に近い観光地とは大違いです。高山名物朝市の午前中からお昼のランチタイム過ぎ頃までがピークのようです。
飛騨牛のにぎり寿司は食べ歩きできるように、こんな風に販売されています。みたらし団子や五平餅も食べ歩きできしながら散策しました。
高山の名物グルメと言えばやっぱり飛騨牛ですね。鉄板焼きで食べました。
大好物なラーメンは絶対見逃しません! グルメ旅の楽しみのひとつはなんといっても地方のラーメンを食すことです。事前に調査して夜遅くまでやっている老舗の桔梗屋さんを訪れました。鶏がらと煮干しのスープは細目のちぢれ麺とよく絡み、さっぱりとした昔ながらの醤油ラーメンです。夫婦二人とも大好きですのでスープまで飲み干し完食です。 昭和26年創業でラーメン一筋。いい仕事してますね~、ごちそう様でした!
今夜は、飛騨民俗村に向かう途中の「友好の丘」市営駐車場に車中泊しました。ここはトイレも完備され、市内にも近いですから車中泊するには便利です。高山に車中泊する場合、市内の24時間トイレ設備付き市営有料駐車場もありますが、この友好の丘駐車場は無料ですのでおすすめします。 又、お風呂は、少し離れますが郊外に日帰り入浴温泉「臥龍の湯」(600円)があります。
「飛騨高山と白川郷のくるま旅」つづく 次回は「五箇山と白川郷」