しぞーか(静岡)の駄菓子屋はおでんが定番!
一人暮らしの母親の様子を見に実家に来てしばらく滞在してます。
久しぶりにぶらっと近所を散歩してきましたが、街並みはすっかり変わって昔の面影はありません。しかし、小学校の頃に10円玉を握りしめて通った駄菓子屋が今でもありました。懐かしさのあまりお店におじゃまさせていただきました。50年振りですがしっかり「おでん」はありました。
「しぞーかおでん」(しずおかおでん)の特徴は、継ぎ足して使われている真っ黒なつゆ、串に刺さったネタ、甘めのみそにダシ粉(かつおぶしの粉)をかけて食します。
なぜダシ粉なのか?多分これは焼津漁港が近くにあり、かつお節が多く作られていたためではないでしょうか。その時に出る粉を利用しておでんにかけるようになったのではないかと思います。このダシ粉は、やきそばやお好み焼きにも振りかける習慣があります。
スーパーでは「おでんの友」という名称で今でも販売されています。
「しぞーかおでん」は、駄菓子屋に限らずスーパーや魚屋さんなどでもこうした容器に入って売られています。今では冬のコンビニの定番ですが、昔からこの方法で販売されていました。味噌とダシ粉は脇に置いてあり、好きなだけかけられます。 駄菓子屋のおでんは1本40~50円で、右写真は4本で180円でした。
はんぺんは「黒はんぺん」が定番です。関東では白はんぺん ですが、静岡おでんの場合この黒はんぺんは絶対的な存在です!
昔懐かしい駄菓子がありました。子どもの頃を思い出します。
悪口コンテスト?
街を歩いているといろんな物に出会いますね。まちづくりの一環として川柳?のコンテストの掲示板がありました。「愛するあなたへの悪口コンテスト」の入賞作品でした。
ウンウンなるほど面白いですね。
「曲線の場所が変わった ウチの妻」 う~ん、よくある話ですね~。
「読書家の 夫が読めない 場の空気」 オヤジになるとこの空気が読めないんですね。
ということで、子どもの頃の街をぶらっと歩いてみました。区画整理によってほとんど昔の面影は残っていませんが、探してみるといろいろな発見がありますね。