手作りメンマ

おうちで作る~試しにチャレンジ!

メンマはきんぴらと同じ作り方?

 

この時期になると、毎年ご近所の知り合いから ”たけのこの土佐煮” をいただきます。

又、友人からは、「田舎から送ってきたから~」と生たけのこをおすそ分けしてもらいました。
その時は、たけのこご飯やバター炒めなどして調理しました。

 

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先月作ったたけのこご飯

 

そして今回、知人宅に立ち寄った時に茹でたけのこをいただきました。
すでに水煮になっているので、茹でる手間が省けてすぐに調理できます。

さて、どんな料理を作ろうか?と思案。

土佐煮?、たけのこご飯?、いつものようにバター炒め?、それとも椎茸との含め煮?、パスタ?・・・。
しかし、何か代わり映えしないな~
そこで、ネットのクックパッドを検索しました。
画面をスクロールしていくと、「自家製メンマ」?を発見。

「そっか~、メンマという手があるな~、これはいい!」

ラーメン好き夫婦にとっては、トッピングされているメンマが大好きです。でもほんの少ししかありません。
たまに市販のメンマを買うことがありますが、ほとんどが「甘口」です。
辛口、濃い口大好き夫婦は、どうしても納得いかないことから今では市販品を敬遠していました。

ラーメンのトッピングやつまみ程度の量ではなく、がっつり食べた~い!
「よし!、いただいた茹でたけのこぜ~んぶメンマにしちゃおう」と(笑)

でも、初めて作るわけですから全部使って失敗したらもったいない。
とりあえず、小さ目のたけのこ(150g) を使って試しに作ってみました。

 

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たけのこを細切りにして、まずはごま油とみりんで炒めます。
この後、鶏ガラスープ(市販の顆粒)と酒、醤油を入れて煮込み、水分がなくなるまで煮詰めていきます。
これで出来上がり?意外と簡単ですね~。

本格的な中華料理店の味まではいきませんが、あのメンマの香が漂い美味しいですね!
醤油の分量を少し増やしたり、好みでラー油を少し足したりすれば自分好みの味に仕上がります。

実は、このメンマを作る前に「きんぴらごぼう」を調理しました。
その後メンマを作っている時に、「これって、きんぴらの調味料と作り方一緒じゃないか!」と気が付きました。

きんぴら
きんぴらは、せん切りにした材料を食用油で炒め、砂糖・醤油で煮詰めて唐辛子で辛みをきかせた料理。
語源由来辞典より

ごぼうの他にレンコンやにんじん、大根の皮などのきんぴら料理があります。
メンマはたけこのを使ったきんぴらということでしょうか?

余談ですが、我が家の定番料理(おつまみ?)の一品に「ばんこん」という料理があります。
これは、こんにゃくのきんぴらです。調味料(+にんにく)と作り方は全く同じです。

何度も作っていると分かってきたポイントがあります。それは ”煮詰める” ことなんですね。
水分を飛ばすまで煮詰めると、味がしっかり付きます。
そして、時間を置くと更に美味しくなりますよね。

 

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ということで、大きなたけのこ(650g) をぜ~んぶ細切りに切っちゃいました。
ボール一杯になりました。

 

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量が多いので炒めやすいようにフライパンで調理。
調味料を入れてしっかり煮詰めていきます。

 

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出来上がり!
煮詰めたことで幾分量が減ったようですが、これでガッツリ食べれそうです(笑)

外出自粛生活が長くなってきました。
そんな時は、気分転換も含めてこうした面白い料理にチャレンジするのもいいかも。

 

京都の「衣笠丼」?

 

地方の食文化というのはとても興味深いです。
狭い日本といっても自分たちの知らない料理がたくさんあります。
又、同じような食べ物でも地方によって呼び方?が違ったりします。

例えば、「大判焼き
関東では「今川焼き」、関西では「回転焼き」と言うそうです。
私が生まれ育った静岡では「黄金饅頭」と呼んでいました。
東京に出てきた時、今川焼きの名前で売られていたので、私はこれは「黄金饅頭だろ」と言ったら、「なにそれ!今川焼きだろ!」と言い返されてしまいました。田舎から出てきた時のちょっとしたカルチャーショックでした(笑)

例えば、「きつねとたぬき」
関東では油揚げがのっているうどん、そばはきつねと呼びます。又、天かすがのっているうどん、そばはたぬきと呼んでいます。
関西ではたぬきうどんときつねそばは基本的にないそうです。油揚げがのっているうどんはきつねうどんと呼ぶようですが、油揚げがのっているそばはきつねそばではなく、たぬきと呼ぶそうです。
関東人からみれば何かややこしいな~と思ったります(笑)

少し話が長くなりました。それでは本題に入ります。
先日、TV番組の「ケンミンショー」を観ました。
コロナ感染が拡大する中、おうちで簡単にできる料理特集でした。全国の食べ物を紹介する内容で、特に簡単にできるメニューがピックアップされていました。

その中に京都の「衣笠丼」の紹介がありました。
衣笠丼?何、それ!

 

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テーマ「全国お手軽家メシ祭り!」
衣笠丼とは、油揚げと九条ネギを卵でとじた食べ物のようです。

 

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関西地方では一般的に「きつね丼」と呼ばれるそうですが、京都だけが「衣笠丼」と呼んでいるようです。
関東人からみればどちらでもいいんですが、油揚げと九条ネギだけの丼ぶりなんですね。
ここにも地方独特の食べ物と呼び方がありました。

簡単で面白そうなので作ってみました。

 

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最近、関東のスーパーでは九条ネギが定番として品揃えされてきています。
関東ではネギと言えば白ネギ(深谷ネギ)を指します。ネギ独特の辛みと香りがあります。
関西では青ネギが主流です。
こうしたところにも食文化の違いがあります、

 

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出汁に油揚げを入れて軽く煮込み、九条ネギを入れて卵をかければ出来上がり。
親子丼の作り方と同じですね。

材料も少なく、普段家にある物で作れるので簡単でした。

 

緊急事態宣言が5月31日まで延長されました。
まだまだ外出の自粛が続きそうです。
家にいる時間が長い分、ちょっと変化のある食べ物にチャレンジしていこうかな。

2 thoughts on “手作りメンマ

  1. すーさん、メンマは参考になりました。
    きつね丼ですが、これに蒲鉾の細きりといれると木の葉丼に
    なります。京都での定番メニューです。
    私はこれが好きで、京都にゆくと必ず注文します。
    値段的には、丼の中で最も安いものですが。

    また、大阪では「きつね」というと味付けのある大きな揚げが
    入っていますが、「きざみ」というと薄揚げの細切りにした
    ものが入っています。これは、生の揚げを使います。
    汁によく馴染み、皆さんよく食べます。
    立ち食いうどん屋さんを見ているときざみの方が多いような
    気もしました。

    大阪の立ち食いうどん屋(蕎麦屋ではない)には、蕎麦のメニューは
    あったような気がしますが、夏にザル蕎麦を食べている以外に、
    そういえば食べている人を見ませんでしたね。
    関西と関東の文化の違いでしょうか。
    ちなみに、東と西の中間の我が街では、味噌煮込みも含めて、何でも
    ありです。
    その意味では、便利な土地かもしれません。

    1. あらちゃんさん

      蒲鉾の細きりをいれると木の葉丼?
      そういった丼ぶりがあるんですね~。京都での定番?全く知りませんでした。
      地域によっていろいろあるんですね!

      「きざみ」のことも始めて知りました。
      関東では「立ち食いそば」という呼称が一般的で、メニューはそば・うどんがあります。
      関西では立ち食いそばを食べる習慣?がないのかな?
      おっしゃるように文化の違いなんですね。

      昨夜「ケンミンショー」で関西と関東の文化の違いについて放映していました。
      食に限らずいろいろな面で違いがあることが分かりました。とても面白かったです。

      コメントありがとうございました。

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