登山仲間と11人で丹沢へ
ブナ林に咲き始めたシロヤシオ
登山仲間たちとの山行きは年5~6回ほどあります。
今年は2月の新年登山、4月は花見登山、そして5月は新緑を楽しむ登山として恒例化しつつあります。
4月に同好会のメンバーから丹沢の「檜洞丸」(ひのきぼらまる)はどうかな?と連絡がありました。
5月下旬だったらちょうど ”シロヤシオ” が咲き始める時期で、関東からも日帰りできる場所ということから即決定しました。
今回の登山は、会のメンバー全員参加の11名で登ってきました。
ひのきぼらまる?
ちょっと変わった山名ですよね。聞いただけではすぐに忘れちゃいそうな名前です。
しかし、丹沢山系の中では蛭ケ岳に次ぐ2番目に高い山として人気があります。
ちょうど5年前、塔ノ岳から丹沢山、蛭ケ岳の丹沢主脈を縦走した時、蛭ケ岳頂上から西にそびえる独立峰的な山が檜洞丸ということを知りました。
5年前、蛭ケ岳頂上から望む檜洞丸 夕焼けの富士と檜洞丸
5月下旬としてはめったにない暑さが続いています。
そんな中、今回の登山は晴天に恵まれましたが、厳しい暑さが気になる天気です。
登山口の西丹沢ビジターセンターとキャンプ場
私たちは今回電車とバスを使っての登山だったため、午前10時とちょっと遅いスタートになりました。
日差しは強いですが、新緑に囲まれた樹林帯の中はとても涼しく、登山にとってはちょうどいい時期です。
ヤマレコの月別登山行データでは、5月が最も多く登られている月なんですね。
ゴーラ沢
檜洞丸に登るためには、この沢を渡って行くことになります。
実は、2日前に大雨が降ったことで、増水のために渡れないという情報がありました。
このため、装備としてストックや替えの靴下などを準備して来ましたが、なんとか渡れそうなので一安心です。
ゴーラ沢から急登が続く ”つつじ新道” の途中の展望園地で一休み。
雲が出てきていなければ、この場所から富士山が見えたはずなのに、残念!
その代わり、シロヤシオが咲き始めていました。
新緑の中の白い花は、遠目からは分かりづらいですが、こうして近くで見るとしっかり咲いていました。
まだつぼみがたくさんあることから、これからが本番といったところでしょうか。
標高も高くなり北に大室山が見え始めました。頂上はもう少しのようです。
檜洞丸頂上1601m。思っていたよりかなり広い頂上でした。
早速ランチタイムです。スタートが遅かったため頂上での休憩時間は30分ほどしかありません。
頂上から展望する丹沢主脈。
木々で隠れて見えずらいですが、左が蛭ケ岳(丹沢主峰)、中央が丹沢山(日本百名山の碑)、右隅が塔ノ岳。
どの山も関東ではトップクラスの人気を誇る名山がずらりと並んでいます。
西側にそびえる畦ケ丸(あぜがまる)
30分休憩の後、来た道を下って帰ります。
もう少し時間があればお湯を沸かしてコーヒーでもと思っていましたが、しかたがないですね。
それよりも下山後の冷たいビールを思い浮かべながら・・・(笑)
今回はほとんどのメンバーが新宿から小田急線を使ってきました。
登山口の西丹沢ビジターセンターまで小田急線の新松田駅からバスが出ています。
帰りもバスを利用して新松田駅まで戻ってきましたが、なんと新宿に向かうはずが反対の小田原駅へ?・・・。
エヘヘ!
実は小田原駅から特急のロマンスカーに乗るためなんです。
小田原から新宿まで約1時間、ゆっくりビールを飲み雑談しながら帰るためなんです(笑)
これも登山の後の楽しみの一つなんです。
ということで、オヤジ達の新緑登山を楽しんできました。
帰りの電車の中では、6月は尾瀬の水芭蕉散策トレッキングの話が出てきました。
7月末の北アルプス登山に向け、少しでもトレーニングを積むことを兼ねてのようです。
登山の話になると話題に事欠きませんね(笑)