松山から瀬戸内へ
しまなみ海道の島めぐり
石鎚山下山の後、松山に向かいました。
松山といえば、夏目漱石「坊ちゃん」の道後温泉や松山城が有名ですよね。初めての地です。
観光地ということから混雑を避けてGW明けに立ち寄ってみました。
道後温泉市営駐車場
この駐車場は「空の散歩道」という駐車場で、道後温泉本館を眼下に見渡せる高台にありました。
24時間トイレも完備されているため車中泊にはちょうどいい場所にあります。
多くのキャンパーたちが車中泊していました。
足湯も併設されていました。
この駐車場で車中泊されている「所沢ナンバー」(埼玉)の方と話す機会がありました。
同郷ということもあってか共通話題のくるま旅談義になりました。
ご夫婦で旅をされている団塊世代の方でした。この世代のくるま旅は実に多いですね。
この方は四国旅3回目で、今回は車で八十八か所参りする目的で四国を周っていると話していました。
今までそれらしい人(車で周る)を何か所かで見かけたことがありましたが、実際一気に周っている人と話をするのは初めてでした。
その方の話では、八十八か所12日間のスケジュールと言ってました。
お参りだけで観光しなければそれだけの日数の行程なんでしょうか?
又、ご夫婦は退職後全国くるま旅を始めて5年目、すでに16万km走行していると話していました。
「エッ!5年で16万Km?」、とんでもないご夫婦がいるもんですね。
まさにアクティブな団塊ご夫妻でした。
道後温泉本館 入浴料410円 松山に到着したその日に入ってみました。
GW明けでしたが多くの観光客が訪れていました。
松山城
戦国時代、関ケ原の戦いの後、加藤嘉明が築城したそうです。
天守閣からは松山の町が一望。
昨日登った石鎚山も見ることができました。(写真中央奥の山)
今治城 築城した藤堂高虎像
瀬戸内海に面した今治城は、築城当時は堀に海水を引き入れ、海から堀へ直接船で入ることができる構造になっていたそうです。
堀を一周してみると海とはつながっていませんでした。
アレ!鯉じゃないよな~、海の魚かな? と覗いていると、散歩していた地元の人が「ボラだよ」と教えてくれました。
この広大な堀には海水が引き込まれているようです。
お城の堀に海の魚とは驚きですね。
愛媛の道の駅や観光案内所で配布されている「しまなみ海道」のパンフレット。
今回の旅では、今治から各島を巡って因島まで行って折り返してきました。
途中、大三島の道の駅で車中泊する1泊2日のしまなみ海道旅でした。
今治から大島に渡る全長4Kmの「来島海峡大橋」。いよいよしまなみ海道です!
大島の「亀老山展望台」からの来島海峡大橋
大島の「カレイ山展望公園」からの伯方・大島大橋
伯方島 写真手前の小さな二つの島 能島と鯛﨑島
大島と伯方島の間にある海峡は、遠目でも潮の流れがはっきり分かるほどでした。
近くで見ると川の流れのようでした。
小さな能島と鯛﨑島は、戦国時代の村上水軍の拠点になった島だそうです。
大島の「村上水軍博物館」 因島の「因島水軍城」
大島の「よしうみバラ公園」
長旅をしていると旅先の美容院や床屋さんのお世話になったりします。
昨年の九州と北海道くるま旅の時でも地元の美容院や床屋さんに飛び込んだことがありました。
今回の四国旅でも同様にカミサンが松山の美容院でセットしてもらいました。
その美容師さんから、「しまなみ海道に行かれるんでしたら、大島のバラ公園に行ってみたらどうですか」と紹介されました。
ちょうど5月ということでバラがきれいに咲いているからと勧められました。
そんなことから、この「よしうみバラ公園」に立ち寄ってみました。
案の定、ちょうど見頃を迎えた時期で楽しませてもらいました。
もちろんその場で美容師さんにお礼の電話をかけました。
旅に出ると必ずと言っていいほど地元の方から様々な情報をいただきます。
こうした情報こそ旅ならではの面白さなのかもしれません。
今治からしまなみ海道を因島まで往復し、再び今治に戻り西条を通過して香川県入りしました。
四国旅最後の県、香川グルメと言えば・・・。もちろん○○○ですよね(笑)
「四国くるま旅」 つづく