山仲間たちとの１泊２日の山旅

 

年に数回山仲間たちとの登山を季節ごとに楽しんでいます。
冬の季節は、積雪なども考慮して近場の山歩きがここ数年の恒例登山になっています。
そんな中、東京・埼玉に住む私たちにとっては、奥多摩がホームグラウンドなんです。

奥多摩と言えば、東京都最高峰の雲取山をはじめ奥多摩三山の三頭山、大岳山、御前山、更には川苔山、棒ノ折山、鷹ノ巣山などの人気の山が目白押しです。
関東地方では、登山者やハイカーが殺到する丹沢と二分する山岳エリアでもあります。

多摩川から一気にそそり立つこの地帯は、初級者から上級者まで魅了する登山道やハイキングコース（関東ふれあいの道）が網の目のように続いていることから、低山といっても毎年のように遭難が起きている所でもあります。
雲取山を除いて1500m以下の山々が連なる山岳地帯ですが、急登や険しい岩場もあり登山口から頂上までの標高差で換算すれば北・南アルプスにも引けを取らないエリアです。

会社時代の仲間たちで構成する登山クラブは、当初富士山弾丸登山にはじまりました。
今では富士山以外に北・南・中央アルプスまで足を延ばし10年の月日が経ちました。
ほとんどのメンバーが定年退職を迎え、完全リタイア、継続雇用、転職などのおじさん、おばさんのシニアグループなんです。

そんな仲間たち１０名で今回は奥多摩の大岳山登山と下山後の新年会ということで１泊２日の山旅に行ってきました。

 

大岳山へは青梅線の御嶽駅からバスでケーブルカーの滝本駅に向かいます。
御岳登山鉄道のケーブルカーを利用して御岳山口からの登山道を進んで行きます。

 

　　

御岳登山鉄道　往復1110円

 

　　

途中の御嶽神社

犬を祀る神社で、犬を連れた参拝客も多く見られます。

 

　　

1月31日の降雪により15cmほど積もったそうですが、その後晴天が続き雪はほとんど溶けていました。
アイゼン持参で行きましたが、運よく使わずに済みそうです。
しかし、この日はあいにくの曇り空で視界はイマイチ。汗をかかずに気持ち良い登山ができたと思えば良かったかな？

 

　　

頂上直下は急登と岩場の連続です。クサリ場もあり緊張が続きました。

 

大岳山山頂　1266m　奥多摩唯一の二百名山。

 

　　

西方にそびえる御前山と後方の三頭山（日本三百名山）
この大岳山と合わせて奥多摩三山と言います。

4～5月にかけての新緑の時期は、関東近県から多くのハイカーで賑わいます。
又、奥多摩は日本百名山の雲取山を有することから、全国各地から百名山踏破を目指すつわもの達も訪れています。

 

　　

下山後は、奥多摩駅近くの「荒澤屋旅館」にて新年会。
この旅館では、いつもは日帰り登山後夕方頃までの慰労会（食事と入浴）を行いますが、この日は宿泊も兼ねての宴会です。
帰りの時間を気にすることなく飲み騒ぐことができました（笑）

宴会場での一次会、旅館併設の食事処（居酒屋）で二次会、そして部屋に戻ってからの三次会と時間が経つのを忘れるほどオヤジ達の交流が続きました。
いい歳したオヤジ達が集まっていったい何時間騒いでいるんだ！（笑）

 

ということで、今回は登山＋新年会の１泊２日の山旅でした。
次回はどこの山に行く？、初夏はどこ？、夏山は北アルプス？、秋は紅葉登山だ～と飽くなき山談義が続く新年会でした！