ぶらり街歩きシリーズ
「寅さん」の故郷を訪ねて
葛飾柴又ロードレース大会は午前中に終わりました。
江戸川の土手に上がると土手沿いに柴又公園があります。
この公園を下りた所に「寅さん記念館」がありました。
へ~、こんな近くに記念館があるんですね~。
「寅さん記念館」 入場料500円
記念館のエントランスに寅さんのカバンと帽子のオブジェがありました。
映画製作の現場スタッフの紹介と監督が使ったメガホン・デッキチェアー。
寅さんの少年時代から故郷柴又へ舞い戻るまでの物語を可動式のジオラマでたどる。
実際の撮影に使用された「くるまや」のセット。
第1作から最終48作まで撮影に使用されたこのセットは、大船撮影所から移設されたそうです。
あれ~、寅さんが店番で居眠りしていますね~(笑)
タコ社長が経営する朝日印刷所
昭和30年代の帝釈天参道の街並みを再現した模型
私たちの年代にとっては懐かしい風景ですね。かなりリアルに出来ています。
早朝8時50分に撮影した帝釈天参道 帰りの午後1時に撮影した参道
ロードレース大会を終えて寅さん記念館を訪れた後、再び帝釈天参道に戻って散策。
参道は多くの参拝客や観光客で溢れていました。
ちなみに外国人観光客はいませんでした(笑)
参道にある「とらや」さんでランチタイム。名物草だんごも食べました。
草だんごをお土産に!(高木屋老舗)
柴又駅前に建つ寅さん(渥美清)とさくら(倍賞千恵子)の銅像
ということで、今回は葛飾柴又ロードレース大会に参加した後、柴又散策をしてきました。
映画「男はつらいよ」の名場面や古き良き時代の思い出が残る街でした。
こうした場所はぜひ残しておいてほしいものです。
映画「男はつらいよ」 舞台はなぜ葛飾柴又に?
山田洋次監督とスタッフは、ドラマの設定にピッタリの場所をもとめて東京近郊のあらゆる候補地をロケハンしました。
しかしイメージどおりの場所はなかなか見つからず、半ば諦めかけたある日やっと辿り着いたのが葛飾柴又でした。
山田洋次監督は、日本の豊かな自然とそこに住む人々の温かい心を丹念に描き続けてきました。それは私たち日本人にとって、大切でありながら忘れかけていたもののひとつでした。山田洋次監督は、永年探し続けてきたものを葛飾柴又で見つけたのです。
「寅さん記念館」パンフレットより