熊谷の桜堤
今年は一気に満開!
今年の桜の開花は、気候が温暖だったことから全国的に早まりましたね。
TVニュース番組などでも連日開花情報が放映され、各地の桜の名所が紹介されていました。
皆さんの地域ではいかがでしたか。
桜の名所が放映されれば行ってみたいな~と思いますが、短期間の開花ですから事前にプランを立てていないとなかなか行けないものです。
そんなことから近くの公園などに出かけて花見される方が多いと思います。
観光地や人気の場所でなくても、近場で毎年足を運んで慣れ親しんだ所がやっぱりその人にとって ”一番の名所” ではないかと思います。
先日、98歳を迎えた義父の誕生日のお祝いと合わせて花見に行ってきました。
現在義父はサービス付き高齢者住宅に入居しています。
月一回の頻度で義父を連れ出しランチを共にする日課が続いています。
そして今回は、ランチ+花見のセットで楽しんできました。
実家のあった熊谷には、県内でも有名な「熊谷桜堤」があります。
ほとんど毎年この時期になれば恒例行事のように家族で出かける場所です。
義父にとって、「今年の咲き具合はどうだろうか」「菜の花も一緒に咲いているだろうか」と思いを寄せながら出かける時の気持ちは、まさに慣れ親しんだ ”地元の桜” なんでしょう。
荒川の土手沿いに2Kmにわたって約500本のソメイヨシノの桜並木が続いています。
土手の下には真っすぐ道路が延び、見上げるように鑑賞できます。
さらに、土手の上(遊歩道)から見下ろす景色は圧巻です。
土手に咲く菜の花とのコントラストが特徴の桜堤です。
遊歩道は舗装されているので義父は車いすに乗って鑑賞できました。
鴻巣の「元荒川桜並木」
義父が入居しているサービス付き高齢者住宅から車で3分の場所に「元荒川桜並木」があります。
いつもは前述した熊谷桜堤だけでしたが、今回はこちらの場所にも足を運んでみました。
元荒川の両岸3kmにわたって500本のソメイヨシノが開花。
川沿いに遊歩道があるので見上げながら散策できます。
川面に映る桜がなんとも言えません。
岸辺に咲くスイセンとスミレ
今年の花見は天気に恵まれました。
関東地方の満開時期は例年になく天候が安定したので、皆さんも花見を楽しめたのではないでしょうか。
北関東に位置する熊谷、行田、鴻巣周辺のエリアは、平日はとても静かでゆっくりと楽しむことができました。
今回の花見の様子と写真をラインで都内に住む娘夫婦に送りました。
返ってきた返事は一言、「人少ないのが一番の驚き、都内は花見じゃなくて人見!」 ウン? そうでしたか。