退職後の定期健康診断
退職後は、会社での定期健康診断がなくなり自己管理に移行します。
国民健康保険に加入することから、毎年市の保険課から健康診断の案内がきます。
この健康診断は、年間を通して市内の各指定病院で受診でき、日程もある程度個人で自由に設定できるため、返っていつでもできることから意外といい加減になることがあります。
「申し込めばいつでもできるから」「そのうちに・・・」な~んて思ったりします。
結果、今年は受診しなかったな~、来年必ずやろう、と決意を新たにしますが。
もちろん毎年定期的に受診されている方がほとんどだと思いますし、更に有料の人間ドックなどで精密検査されている方もいらっしゃると思います。
私は退職後、毎年この時期にがん検診を受診しています。今年で4回目になりました。
本来であれば基本的な健康診断(特定健康診査)を受診し、更にがん検診を受診すればいいのですが、そのままずるずるとこの検診(がん検診)だけできてしまいました。
来年度からは特定健康診査も受けるようにしたいと思っています。
こうした健康診断は、受診することが目的化してしまうことが多いように感じます。
私の場合もそうでした。「今年も検診したから大丈夫だ」と、結果が出る前に受診したことが安心感に変わってしまったりします(笑)
もちろんこうした健康診断は、まずは受診しなければ自分の身体の具合や対応策など、何も始まりませんが。
ということで先日、市の健康センターでがん検診を受診しました。
受診項目は、胃、肺、大腸、骨密度、前立腺の5項目で費用は2400円です。
申し込みは、昨年ハガキで希望する日程を第三希望まで記入して出しましたが、今年はどういう訳か全ての希望日以外の日程を指定されました。
それだけ受診希望される方が多かったのでしょうか。
受診する時、所定の問診票に記入して医師と問診する時間があります。
この問診票の中に家族(親)のがん履歴欄があります。
がんの場合、家族歴も重要な情報になります。
がんは生活習慣が深く関わる病気ではありますが、中には遺伝性のものもあるからです。
特に両親や兄弟姉妹、また子供にがんの履往歴があるかどうかは参考になります。
特定のがんになりやすい家系もあれば、あらゆるがんにかかりやすい家系もあります。
(がん総合情報ポータルサイトより)
私の父は胃がん、兄は膵臓がんで亡くなりました。
「家族歴も重要な情報」「中には遺伝性のものもある」など、やはり意識を持って検診する必要性を感じます。
最近では、医療の発達により早期発見は治癒につながるレベルまで高まってきました。
私に限らず、親族にがんで亡くなられた方は多いと思います。遺伝性があるかないかに限らず、検診するにこしたことはないと思います。
話はちょっと変わりますが、先日ドラマ「風のガーデン」(DVD6巻)をカミサンと観ました。
この作品は、2008年にテレビドラマとして放映されたもので、ご存じの方もいらっしゃると思います。
物語は、余命わずかな主人公(中井貴一)が、絶縁状態になっている北海道の家族の元に戻るまでを描いた作品です。
そしてこのドラマは、がん(膵臓がん)とその緩和ケアがテーマになっている作品でした。
残された最期の時間をどう過ごすか・・・。
今思えば、兄の場合も同じでした。
膵臓がんは、早期発見が難しく、見つかった時点ですでに手術不可能な末期がんであることも珍しくないようです。
がん告知されてから半年の命でした。
兄が亡くなってから毎年人間ドックで検診するようになり、退職後はがん検診を継続しています。
身内でこうしたことが起きなかったら、多分がん検診はしていなかったと思います。
自分の意志で進んで受診するというよりも、兄から後押しされているように思います。
今晩は。
私の父方も癌で祖父母、伯父が早く亡くなっています。父も結局、血液の癌で(多発性骨髄腫)
亡くなりました。父だけが家族の中で70代まで生きることができました。
今や2人に一人は癌になる時代ですね。何をするにも健康でないと生活の質が悪くなります。
適度な運動、質の良い食べ物、人とのかかわりも大切ですので、よく笑うようにしています。
昨年夏から始めた「フードバンク」でのボラバイトは週に一日だけですが、私の知らない世界を
知ることができ、いろいろ学んでいます。少しでも人のお役にたてたらとてもうれしいものです。
何よりも心穏やかになれるのは、川越のシェルターから引き取った2ニャンズです。撫でてと
寄ってくる子たちを撫でると、とても良いオーラを感じます。「猫神様」です。きっとこのような時、
マイナスの因子は出ないだろうな~などと勝手に思っています。
少し本題から外れましたが、来月、私の基本検査、プラス腹部エコー(小さな胆石があります)
胸部のレントゲンを受けてきます。昨年までは急に体重が増えて(4キロ)叱られましたが、
どこも悪いところはありませんでした。
健康に産み育ててくれた今は亡き両親にはいつも感謝あるのみです。
すーさんもどうぞ健康をキープなさって、奥様との時間を大切になさって下さいね。
Roseさん
コメントありがとうございます。
Roseさんも定期的に基本検査されているんですね。
やはり健康を維持する上では定期検診は必要ですね。
Roseさんがおっしゃる ”何をするにも健康でないと「生活の質」が悪くなる” ということ、
何かわかるような気がします。
健康でないと精神的にもマイナス思考になってしまいますからね。
猫ちゃんの癒しなによりだと思います。
毎日の生活の中で穏やかな気持ちを持ち続けることは、「生活の質」を良くすることにもつながりますね。
特に健康を意識しなくても、こうした気持ちが間接的に健康維持につながっていくような気がします。
プラスの因子が出てくると思いますよ(笑)