「つくば道」を走る
一面に広がる栗・レンコン畑!
後半戦は、つくば霞ヶ浦リンリンロードから離れ、筑波山麓沿いにアップダウンの道、昔ながらの町並み、畑の中を疾走する変化に富んだサイクリングでした。
突然現れた街並みに思わずブレーキをかけて徐行。
タイムスリップした風景です!
後で調べたところ、「神郡の街並み」(かんごおり)という所。
江戸時代の風情を残す ”つくば道” で、昔筑波山参拝客で賑わった道が保存されているそうです。
後方に見えるのが筑波山。この道が真っすぐ筑波山神社・大御堂に続いています。
40.3km地点。第三エイドステーションの「四万騎農園」(しまきのうえん)
走行中栗畑が広がっていましたが、茨城県は栗の生産量日本一だそうです。
そんな栗畑に囲まれた「四万騎農園」で休憩です。
農園の一角で栗が配られていました。
かなり大きな栗ですね~、スプーンですくっていただきま~す。
クラッカーにマロンジャムを挟んでパクリ!
女性グループの一団です!
お揃いのユニフォームで皆さん軽快に走ってますね~。
おお~、見渡す限りレンコン畑が広がっています。
これだけ広い畑を見るのは初めてです。圧巻の光景ですね。レンコンも茨城県を代表する特産物です。
48km地点。第四エイドステーションの都和公民館。
最後の休憩地です。ここでは特産のレンコンを使ったバウムクーヘンでした。
霞ヶ浦に戻ってきました。ゴールの川口運動公園はもう少し。
カミサンがゴール直前で写真を撮ってくれました。
10:00スタート、ゴールは14:30でした。60km・4時間30分の爽快なサイクリングでした。
大勢のチャリダーたちと走り、つくば霞ヶ浦の壮大な景色とその土地ならではの特産品を食しながらの走りは楽しいものです。
タイムや順位を競うレースではないこうしたイベントは、初心者でも気軽に参加できサイクリングの面白さを倍増してくれるものだと思います。
また各地で行われているツール・ド・ニッポンに参加しようと!
B級グルメ「焼きそば」!?
茨城県西地域は、群馬や埼玉に隣接した北関東エリアに位置します。
北関東と言えば、”粉もん文化圏” ですね~。
ということは、昔ながらの焼きそば屋さんが多いのではないかと勝手に思っています(笑)
実際のところ、調べてみるとやはり焼きそば専門店が多いようです。
ということで、せっかく筑波・霞ヶ浦に来たのだから帰りは焼きそばでも食べて行こうと決めていました。
ネットで調べたところ筑西市に昭和40年創業の老舗「中山屋」があるとのこと。
それじゃ行ってみましょ!
特にカミサンは焼きそばにはこだわりがあります。
麺は細麺、具はキャベツだけのシンプルなものが好きです。
そんなこだわりにピッタシの「中山屋」さんは期待できますね~。
焼きそば専門店「中山屋」
メニューは焼きそばのみ!
お好み焼きや餃子、丼ものがなくてもいいんです。焼きそばだけの直球勝負!
この一品だけで長年商売を続けてきたわけですから、地元の人に支持されている証なのでしょう。
初めて来たお客ということで、店主からメニューの説明がありました。
300円は麺300g、400円は麺400g・・・、100g100円単位だそうです。分かりやすいですね。
私は500g、カミサンは400g注文しました。
このお店の特徴は、麺を蒸し上げるそうです。
乾麺を茹でて冷まし、その後蒸してまた冷ますという行程のようです。
私たちが待っている間、地元の常連客と思われる2組のお客さんが持ち帰りしていました。
やはり人気があるようですね~。
見た目いい感じの焼きそばですね!
細麺とキャベツのみです。
最初は麺がごわごわといった感じでのどに詰まりそうです。しかし、食べ進めていくと次第に慣れてきました。
ドライという感じですが、麺にしっかりソース味がついています。
蒸し麺の旨さが際立ち、500gとボリュームがありましたがペロリと完食です。
ちなみにキャベツは手でちぎって調理していました。こうしたところもこだわりがあるようです。
最近は焼きそばブームということで、太麺や具材がたっぷり入ったものが流行りのようです。
人によって好みはありますが、私たちは昔ながらのシンプルな焼きそばが好きです。
麺の旨みこそが焼きそばの命だと思っています。
麺とキャベツだけの直球勝負!いいお店に出会いました。
お土産に「蒸し麺セット」(450円)を頼みました。
ということで、りんりんサイクリングを楽しみ、B級グルメを堪能した日帰り旅でした。
「ツール・ド・ニッポン霞ヶ浦」 おわり