自分スタイルのウォーキング
ロングトレイル、最近よく耳にする言葉です。
登山道やハイキング道、林道、古道などをつなぎあわせた距離の長い自然歩道。宿泊しながら、土地の自然や文化、地域の人とのふれあいを楽しむ。
コトバンクより
私は今まで主に登山を中心にしたウォーキングを楽しんできました。
こうした中で最終的には山の頂に立つことを目的に、時には街中や山村を歩きながら目指すトレッキングも体験してきました。
今までの海抜0mからの登山や熊野古道、南伊豆ウォーキングなどもその一部として当てはまるものがあったと思います。
その土地の生活や文化歴史を感じながらのウォーキングの面白さに惹かれるものがありました。
そんな思いからいつかはいろいろなルートでのロングトレイルをしてみたいという気持ちが沸き始めてきました。
2014年10月 鳥海山ゼロtoゼロ(頂上往復) ブルーラインウォーキング 1泊2日 45Km
2015年7月 富士山ゼロto 村山古道を歩く旅 駿河湾から富士山麓まで24Km
関連サイトを調べてみると、公式な組織として「日本ロングトレイル協会」があるようです。
トレイルを趣味にしている多くの人たちを惹きつける持続可能なトレイルの設置と整備を目的に設立されたそうです。
この他にも環境省が中心になって作られた「みちのく潮風トレイル」なども魅力があります。
奥津軽トレイル、塩の道トレイル、八ヶ岳山麓スーパートレイル、中央分水嶺トレイルなど・・・。
これらの行程は、数日間、一週間、時にはそれ以上の日数を使いながら歩き続けるコースもあるようです。
個人の自由な歩き方でいいのですから、途中で民泊やテント泊しながらマイペースで行けば楽しいトレイルができると思います。
私の友人(団塊世代)に中山道ウォーキング旅している人がいます。
途中まで電車で行って宿場町をつなぐ歩き旅をしています。数か月かかっているようですが、これもまた目的があって充実した歩き旅ではないでしょうか。
四国八十八か所を巡る歩き遍路もそうしたロングトレイルの部類のひとつではないでしょうか。
2016年8月 剣岳ゼロto 富山湾から登山口の馬場島まで 30Km 9時間30分
2016年5月 熊野古道歩き旅
そんな風に考えればかなり自由な発想で歩き旅を楽しむことができるのではないでしょうか。
決められたコースも目的があっていいですが、自分で決めたコースを歩くことも楽しいと思います。
日帰りであってもいいし、宿泊しながら何日か区切って完歩するすることも・・・。
登山のように一つの頂を極める山歩き、峰から峰を歩きとおす縦走登山、海抜0mから目指す登山、そして山以外での歩き旅へ・・・いろいろな発想で自然や文化、歴史に触れる旅への思いが広がってきます。
日本百名山登頂もひとつの目標ですが、それだけに留まらずもっと自由な発想で自分スタイルの旅ができればと思っています。
まだまだ気力、体力もあり、そして時間もある60代だからこそできる旅スタイルなのかもしれません。
登山、夫婦くるま旅、更にはロングトレイルにもチャレンジしてみたい好奇心旺盛なオヤジです。