新春特選名人会
今年最初の観劇は落語で始まりました。
昨年10月に友人夫妻から「ね~、落語行かない?」と声がかかりました。
もちろん断る理由なんかありません。即OKです!
働いていた頃、何度かカミサンと都内の寄席に行ったことがあります。
新宿の末広亭、上野の鈴本演芸場、上野広小路亭、池袋演芸場などです。
最近ではテレビなどで時々放送され観ることはありますが、実際に足を運んで出かける機会はほとんどなくなっていました。
今回の寄席は、大宮ソニックシティホールで開催された「新春特選名人会」でした。
広い会場は、2階席も含めほぼ満席状態になり根強い人気が伺えます。
私たちの席はなんと最前列でした。2ケ月前に申し込みしたことが功を奏したのでしょうか。
それにしてもラッキーでした!
会場を埋めた観客のほとんどは、私たちも含めシニアの方々ばかりでした。
時間的にも余裕のある世代ですから、こうした所にも集まってくるのも頷けます。
出演は、春風亭小朝と三遊亭円楽です。
お二人とも落語会を代表する名人ですからじっくりと面白い噺を聴くことができました。
小朝師匠は、見た目と違って ”実にキレのいい噺” と引き込まれるような古典落語の王道といった感じでした。
円楽師匠は、日テレの長寿番組「笑点」のレギュラーとして活躍されているので親しみもあり、その存在だけで面白さ和やかさを感じさせます。
落語というのは、ひとりで何役も演じ、語りの他は身振り、手振りのみで物語を進めますから、聴衆はその物語の場面をそれぞれ思い思いに想像しながら描いていきます。
そういう意味から言っても、直接的な面白さを視覚で感じることより、もう一歩踏み込んだ奥深い面白さがあるように思えます。
最近テレビのお笑い番組によく出演するU字工事の漫才もありました。
ご存知のとおり二人とも栃木出身ということから、栃木弁まる出しの話し方と栃木県に関連するネタを中心にした漫才が面白いですよね。
先日のTV番組「秘密のケンミンショー新春4時間SP」では、都道府県魅力度ランキングでいつも下位に定着している関東3県(群馬、栃木、茨城)が、”関東県” として合体すれば魅力度アップにつながるというシュミレーションが放送されました。
実に面白い企画で笑わせてくれました。
今回の寄席でもそんなネタを披露しながらU字工事の漫才が始まりました。
栃木弁と早口な話の展開からちょっと聞きずらい部分もありましたが、時間の経つのも忘れどっぷりとその世界にはまる漫才でした。
ということで、新春早々笑いの一日からスタートしました。
この寄席では、二人の名人落語と漫才、その他にも曲芸もあってアッと言う間の2時間でした。
これでS席3900円ですから料金においても満足でした。
さて、次回は2月に開催される「東西落語名人会」です。
こちらもすでにチケット購入済みです。
三遊亭小遊三、桂文珍の名人ですから楽しみです。
日々の生活の中で思いっきり腹の底から笑うという機会はそれほどありません。
たまにはこうした落語を聴くのもいいものですね。
すーさん様
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
我が家は娘が年末に出産して里帰りしており、てんやわんやです。
夜寝る時ほっとして、近頃はカセットテープの落語を聞いております。
志ん生の落語が20本、その他の落語家のテープが30本ほどあり、今夜は誰の噺を
聞こうかと選ぶのも楽しみの一つです。
今度はテープでなく、本物を聞きに行こうと思ってます。
私の住む近くで落語が開催されることがあるので、今から気を付けていようと思ってます。
出来れば自分で着物を着ていきたいなと思っております。夢なんです…
今年もブログ楽しみにしております。
キジ&シロ母さん
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
娘さんのご出産おめでとうございます。さぞ可愛いのではないかと思います。
落語のテープを聴かれるんですね。私は持っていませんが、テープを聴いて楽しむこともいいですよね。ちょっと調べて購入しようかなと思います(笑)
お近くで公演があったらぜひ行ってみてはいかがですか。臨場感があっていいですよ。おすすめします。
今年もブログをどしどし更新しますので、ぜひお立ち寄りください。