富良野グルメ　その１

 

地元特産品で料理しよう！

 

グルメと言えば、なにも外食に限りませんよね。
その土地で採れたての新鮮野菜、地元で親しまれている食材などを使って調理するのも楽しいものです。
ロングステイとなれば外食ばかりでは出費がかさみます。
せっかくキッチン設備や台所用品、家電製品もあるわけですから、ほとんど朝晩は料理を作っています。
これは、利尻島でのお試し暮らしの時もそうでした。

利尻島では、毎日港のお魚屋さんに買い物に行き、魚介類中心の料理でした。
今回の富良野では、内陸部なのでやっぱり野菜や肉が中心になります。

 

 

現在、富良野周辺の畑は、麦、玉ねぎ、ジャガイモ、とうもろこし、ビートが盛んに作られています。
車を走らせれば、真っすぐな道路の両側に広大な農園が見渡す限りどこまでも広がっています。

 

採れたて新鮮野菜とメロンの直売

 

住居から車で３８号線を山部方面に走らせれば、山部メロン街道と言われる富良野メロン畑（温室栽培）が広がっています。
ちょうどこの時期は、メロンの収穫期で観光地では盛んに販売され、お土産にもなっています。
まさに地元特産品です。
私たちはすでにジモティーなんで（笑）、観光地やお土産屋さんでは買わず、農家の直売店に行って採れたて野菜やメロンを購入しました。

 

　　

　　

メロン街道で直売されている富良野メロン、すいか、採れたて野菜の数々。
お土産、贈答品用のメロンは１個２０００円～の値段ですが、自家用で食すメロンは格安で販売されていました。
１個９８０円のメロンを購入。

 

　　

これらの野菜、メロンで合計１８００円でした。
早速、新鮮な食材を利用して昼食に夏野菜のパスタを作りました。

 

豚さがりと夏野菜カレー

 

上富良野のパンフレットの中で、特産品として「豚さがり」があるということを知りました。
豚さがりは、一般的に流通している食品ではありません。
焼肉店などで見かける部位ですが、豚一頭からわずかしか取れない肉だそうです。
昔から養豚業が盛んな地域ということで、近隣エリアではよく食べられていたソウルフードなんでしょうか。

そんなお肉が、上富良野市内の精肉店で販売されているということで、早速買いに行きました。

 

　　

元祖「豚さがり」の有名店だそうです。
一般の精肉は販売されていなくて、豚さがりやその味付け商品が主な品揃えでした。
昔から地域で親しまれている専門店なんですね。こうしたお店は地域ならではのもので珍しいです。

 

　　

今夜は夏野菜のカレーと豚さがりの炒め物です。
カレールーを除いて全て地元特産の食材で調理しました。
サラダ以外、茶色い料理になってしまいましたね（笑）

 

かみふらのポークで焼肉！

 

今回のお試し住宅に埼玉の友人家族を２泊３日でお招きする予定になっています。
住居の敷地は広くバーベキューにはもってこいの場所です。
くるま旅をしているので、七輪、炭、網などバーベキュー用品を常時車に積み込んでいます（笑）

バーベキューの材料は全て富良野エリアの特産品で調理しようと考えていました。
北海道と言えばやっぱりジンギスカンですから、生肉とタレは近くの「ひつじの丘」で調達予定。
又、上富良野では「かみふらのポーク」が特産品ということを知り、こちらも試しに精肉店に行って購入しました。

 

　　

　　

山崎肉店
今回はお試し自家用としてかみふらのポーク味付けと塩だれなど各100g購入。
毎日の夕食材料にもいいですね。

 

　　

谷口精肉店
こちらのお店では、かみふらのポークのロース肉をお試し購入。
お店のほうで、肉叩きで叩いて食べやすく柔らかくしてくれました。たいへん親切です。

これで友人家族たちとのバーベキューで肉類の準備できました。
野菜はもちろん富良野野菜中心で仕込む予定です。

 

北海道の代表野菜はジャガイモだ～！

 

上富良野の「かんのファーム」は、ラベンダーをはじめとするお花畑と共にジャガイモも作っているそうです。
お店で販売されていたポテトバターがとても美味しかったので、持ち帰りでジャガイモを購入しました。
低温保存の一年物だそうです。デンプンが糖に変化して甘味が増すと言ってました。

　　

　　

１Kg２００円という安さです！
早速、ジャガバター、カレー、天ぷら、フライドポテトにして食べちゃいました。
まさに北海道の大地の味ですね。改めてジャガイモの美味しさを再認識しました！

 

ということで、今回は富良野グルメの第一弾として、その土地ならではの食材を使って調理しました。
これからも引き続き特産品を探していきたいと思います。

 

「北海道ロングステイ　富良野編　(8)」へ　つづく