スリランカ旅行 (5)

セイロン紅茶の郷

聖地ヌワラ・エリアへ

 

静岡県生まれの私は、いつもお茶畑を見て育ちました。
近くには、日本で最も緑茶の生産量が高い牧之原台地や川根がありました。
では、紅茶? となるとどんな畑が広がっているのかわかりませんでした。

スリランカには、主に7つの産地があるようです。
その中の一つ、標高が最も高い冷涼な産地「ヌワラ・エリア」を訪れました。
日本のお茶畑と同じように山全体を覆い隠すように見渡す限り広大な畑が広がっていました。

このヌワラ・エリアは、日中の日差しの強さと夜間の冷え込みによる寒暖差が、良質な茶葉を育んでいると聞きました。
私たちの乗った車(タクシー)は、スリランカ中央部の三角文化地帯からキャンディを抜けて、更に奥深き山岳地帯に上って行きました。
そこには海抜2000m近い山並みが広がっていました。
朝夕の気温は低下し、長袖の上に更にもう一枚羽織るくらいの寒さを感じましたね。
茶畑が広がる丘陵地帯には、紅茶工場が点在し、早朝には茶摘みの風景が見られました。

 

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ヌワラ・エリアの茶畑。山全体が全て茶畑で覆われていました。
早朝、茶畑の中を縫うような道を茶摘みの女性たちが登っていく光景を目にしました。

 

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ティー・ファクトリー。このホテルに宿泊しました。

 

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はじめてハイティーを楽しみました。

 

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ホートンプレイズ国立公園に向かう途中の牧場

 

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「紅茶列車」とも一部で言われている鉄道にも乗ってみました。

 

ティー・ファクトリーで紅茶三昧

 

周りをすべてお茶畑で囲まれた丘陵地帯に建つ「ヘリテンス ティー・ファクトリー」に泊まりました。
このホテルは、以前紅茶工場だった建物を改築して造られたもので、内装は英国のレトロな雰囲気を漂わせていました。

私の嗜好は、緑茶、珈琲です。
紅茶は、ほとんど飲む習慣はありませんでしたが、こうして本場の紅茶に触れてみるととても美味しいと思いました。

 

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以前は紅茶工場だった建物を改築した「ヘリテンス ティー・ファクトリー」ホテル
ホテルの周りは、見渡す限りの茶畑が広がっています。

 

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ロビーはアンティークな内装でとても落ち着きます。紅茶試飲カウンター。

 

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英国の雰囲気漂うお部屋でした。

なんとバスタブがあるじゃないか!
いままでシャワーばかりだったことと標高が高いため寒かったこともあり、ゆっくり身体を温めるにはもってこいです。
お湯をためて久しぶりに肩まで浸かりました。
やっぱり日本人ですね~。

 

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レストランスペースとは別に、ティーを楽しむ「ティー・バー」も広いです。

 

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そんなティー・バーではじめて「ハイティー」を楽しみました。
三種類の濃さの異なるティーを飲みました。日本で飲む紅茶とはちょっと違う味わいでした。

 

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三段になったトレーにはサンドイッチ、パイ、ケーキなどの軽食、茶菓子がどっさりです。
私たち4人で三人前注文した量がこのボリュームですから、二人前位でもよかったかな?
残ったケーキ、お菓子は、持ち帰りしました。
「あっタッパを持ってくればよかったのに!」(笑)と、冗談ですが、その点ボーイさんも心得ていて、持ち帰り専用のBOXに入れてくれました。あ~よかったよかった。
翌日、移動中の車内でしっかり食べちゃいました。

 

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このフルーツは、ここにくる途中で露店の果物屋さんで買ってきたものです。
ボーイさんにお願いしてカットしてもらいました。
連日のようにフルーツ三昧です!

 

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ホテルの皆さん。とてもフレンドリーな方ばかりでした。ありがとうございました!

 

標高2100mの山岳トレッキング!?

 

さて、スリランカ旅行前半の最後のハイライト、「ホートン・プレインズ国立公園」に向かいました。
ここでは、”地の果て” と呼ばれるワールズ・エンドがあります。

World’s End
約900mもの高さのある絶壁。眼下には深い山々の中を縫うようにマハウェリ川が流れ、遠くには巨大な貯水池が望める絶景が楽しめる。

山好きオヤジにとってはぜひ行ってみたい場所のひとつでした。
しかし、残念ながらこの日は台風の影響もあり天候が悪化。それでもとりあえず登山口まで行ってみようということで、激しい山道を車で上っていきました。
登山口に着いたものの視界は20m程。それに雨と風。今までの登山経験からこれでは無理ということであっさり諦めました。
無理して行ったとしても絶景は見られませんからね。

ということで、途中の牧場で牛さんたちの光景を楽しみながら公園を後にしました。

 

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近くには乳製品を加工する工場がありました。
牛乳、チーズなども小売りされていました。
スリランカには、このような牧場もあるんですね。

 

「世界の車窓から」!?

 

今回の旅行では、「スリランカの鉄道に乗ってみよう!」企画もありました。
車ばかりの移動では飽きてしまいます。

スリランカ鉄道は、英国人がセイロン紅茶の栽培を始めた際に、その集荷用に路線を引いたのがはじまりだそうです。
スリランカには何本かの路線がありますが、その中で茶畑の風景が楽しめる列車に乗りました。
車では通ることができないくらいの山の中を走り続けます。
この日はあいにく天候が悪く、絶景を見ることができませんでしたが、1時間半の楽しい列車旅を満喫できました。

 

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ナヌ・オヤ駅(始発駅)と改札口

 

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時刻表。よくわかりませんでしたが、待ち時間なしですぐに乗れるようです。

 

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思っていたよりなかなかいい車内ですね、快適な列車旅が期待できます。

 

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なんとドアがありませ~ん! ちょっと乗り出してパシャリ。なかなかいい感じで撮れました。
この時、現地の若者5人がドア寄りに立っておしゃべりしていました。
私がカメラを外に出して撮ろうとしていたところ、笑顔で若者が私を支えてくれました。
スリランカにはやさしい若者が多いですね。

こんな風景を見ていると朝日テレビの「世界の車窓から」のメロディーが聞こえてくるようです(笑)

 

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途中のハットン駅で下車。
車内のアナウンスは一切ありませんでしたが、なんとか無事降りることができました。
駅の改札は反対側のホームにあり、階段を登って向こう側に行きますが、そんなことはめんどくさいのか、女性(おばさん)がサリーの裾を捲って線路に降りて渡っていきます。
係員が笛で注意するも、そんなのおかまいなしという感じです。
スリランカの原風景ですね。

 

ということで、今回はセイロンテーと列車の旅をご紹介しました。
次回は、いよいよジェフリー・バワの設計したホテル巡りの一泊目です。

 

「スリランカ旅行 (6)」へ つづく

 

4 thoughts on “スリランカ旅行 (5)

  1. こんばんは。

    とっても素敵なホテルですね。やはり英国の影響が強いようですね。
    英国人はどこに行っても自分の生活スタイルを変えないそうですので、
    この風景はマレーシアのキャメロンハイランドを思い出します。
    あそこにも広い茶畑があり、風景が似ています。

    紅茶、ウーロン茶、緑茶、ジャスミン茶等々。私はお茶が大好きです。
    本場の紅茶、さぞかしおいしかったと思います。

    それにしましてもハイティの食べ物の量が多いですね。

    長年、FOODEX JAPANで働いていたので、そういえばスリランカブースに行って
    スパイシーな紅茶をいただいたことを覚えています。味が濃厚でおいしかったです。

    とっても良い旅をなさったようで羨ましいです。

    バスタブのついているお部屋でよかったですね。やはり日本人です。

    1. Roseさん

      コメントありがとうございます。
      このホテルは、紅茶工場を改築して造られた建物でしたので、特に英国の様式が強いのではないかと思います。
      茶畑のある風景は、日本を含めどの国もおなじような雰囲気を持っているんでしょうね。

      私はコーヒー、緑茶嗜好でしたが、紅茶もいいですよね。最近では一度紅茶(ティーパック)をお湯でだした後、冷やしてアイスティーをよく飲むようになりました。
      スリランカの家庭では、キリテーという砂糖とミルクをたっぷり入れた紅茶が一般的のようです。何度か私も飲んでみましたが、さすがに甘過ぎますね。
      ところ変わればいろいろな飲み方があるんですね。

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