夏の北海道プラン

「北海道ちょっと暮らし」を活用した

ロングステイくるま旅プラン

 

退職後4年目、今年はいよいよ北海道でのロングステイを計画しています。
通常の短期間の旅行であれば飛行機やホテルなどを利用したツアーで楽しんでくることができますが、くるまを使ったロングステイとなるとそれなりの計画が必要になってきます。

昨年11月、北海道の各市町村が主催した「北海道暮らしフェア」の東京会場(浅草)に出向きました。
このフェアは、北海道での暮らしや観光を中心にシーズンステイ、移住などを考えている方に向けた説明会が主な主旨でした。
フェアのいろいろな企画の中で「お試し住宅(ちょっと暮らし)案内」があります。
各市町村が所有する公営住宅(一軒家、アパート型、ログハウスなど)を格安で貸し出すシステムで、北海道の暮らしをある程度長期に体験してもらうためのものです。
この施設を利用するための料金や滞在期間、条件や応募方法など各市町村によって異なります。

「今から夏のプランを立ててるの?」「まだ半年先じゃないの?」と思われるかもしれませんが、この施設利用募集はすでに始まっていて、市町村によってはもう遅いくらいです。
この公営住宅の最大の魅力は、料金が安いことと生活するための家財道具が全て揃っていることです。
例えば、利用期間は最低一週間から一ケ月単位で、料金は日割り計算で一日当たり1500~2000円ほどです。
※建物の大きさ、間取りの広さによって各市町村ごと異なります。
退職後完全リタイアした方にとっては自由な時間がありますから、こうしたロングステイできる公営施設は大きな魅力ではないかと思います。

 

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2017年度の応募案内は、1~2月にかけて集中しています。
応募方法は、一部電話での先着順を除き、ほとんどが申請書の郵送で選考・抽選で決まるようです。
私たちもすでに希望する複数の市町村に申請書を郵送して結果を待つのみとなっています。
なぜ複数申請したかというと、こうした公営施設は各市町村で数戸(一桁戸数)しかないため、選考や抽選に漏れる可能性が高いからです。

今年私たち夫婦は、北海道でのロングステイを二つのエリアで計画しています。
一つは、利尻・礼文島です。
どちらの島(町)にも「お試し体験住宅」があり、利尻町の方で私たちの希望する期間に空きがあったため運よく予約することができました。
ちなみにこちらの住宅は、一週間以上が条件で1500円/日で借りることができます。

もう一つのエリアは、大雪山山系に近い道北圏です。
具体的な地名では、旭川から富良野周辺に至る地域の複数市町村に申請書応募しました。
この中で唯一「上富良野町」は、2月1日AM9:00から電話予約という応募方法でした。
利用できる戸数は4棟です。
電話応募ということですから早い者勝ちということになります。
人気のエリアだということは分かっていましたから、当日はしっかり準備しておきました。
9時ジャストに電話をかけたところ、すぐに町役場につながりました。
電話がつながったということは「大丈夫かな?」と一瞬期待に胸を膨らませましたが、電話口に出た方から「担当者が他の電話に出ているので後ほど連絡します」とのこと。
この瞬間「ダメだな」という思いに切り替わりました。
返信の電話がかかってきたのが30分以上経ってからでした。
こちらの希望日程を「〇月〇日から・・」と言った時点で、「すでに予約でいっぱいになりました」との返答。
普通であれば、〇月〇日から〇月〇日までと言い終えるまで聞くはずですが、それだけ夏の期間は隙間なく予約でいっぱいになったんでしょう。
ちなみに、期間条件は10日間以上~3ケ月以内で、料金は2000円/日です。
第一希望の場所でしたのでたいへん残念でした(涙)
しかし、9時ジャストに電話をかけてダメだったんですから、どうしたら予約できるんでしょうか?
例えば、人気歌手のコンサートチケット入手の電話予約のようなものですね。

気を取り直して他にもいい場所がありますから、そちらの選考・抽選に期待したいです。
最初からうまくいくはずはありませんね。

ということで、まだ先のことと思っていた夏の北海道プランは、すでに熱い想いで始まっているところです。

北海道ロングステイを考えている方にとって、少しでも参考になればと思います。

 

4 thoughts on “夏の北海道プラン

  1. お久振りです。
    利尻とれてラッキーだったのでは。百名山利尻富士登頂ですね。
    雲丹は絶対食べなきゃだめですよ。

  2. Taibunさん

    お久しぶりです。
    Taibunさんも今年に入り台湾や奄美大島旅行など活発に楽しんでいますよね。
    私は冬の期間、どうしても外出するのがおっくうになってしまい旅行などに出かけることがありませんが、Taibunさんのブログを見て刺激されています(笑)
    そんなことで旅行の計画ばかりブログに掲載しているんです(笑)

    今回利尻島の町営施設に予約とれたことはほんとうにラッキーでした。
    せっかく行くので礼文島の観光も合わせてゆっくり一週間滞在する予定です。
    利尻山も天候を見ながら海抜0mから登る計画です(笑)

    その他、道内に戻り3週間ほどロングステイする計画です。
    こちらも公営施設(体験住宅)利用する予定で今のところ3ケ所応募しています。
    予約が取れればいいんですが。
    ウニは大好物ですから今から楽しみにしています。

  3. 利尻・・・
    いいですねぇ~

     私も学生時代、北海道無銭旅行の際に利尻・礼文を訪れました。利尻富士は同じく「海抜0
    m」からの登山で、高校時代野球部の友人Aがまず遅れ始め、次に私が遅れ始め、トップはやっ
    ぱりワンゲルの友人Bでした(笑) でも頂上でむさぼるように食べたレモンの味が忘れられま
    せん!
    無銭旅行でしたので宿は列車内か駅の構内でしたが、礼文島ではお寺の境内で寝ました。カラス
    がうるさくて早朝から起こされましたけどね^^;

     それはともかく、北海道のこういった「ちょっと暮らし」情報、本当に参考になります。日本
    に帰ってからの夫婦揃っての旅の計画に加えてみたいと思います。

    1. リンロン88さん

      学生時代の無銭旅行ですか!いいですね~。
      こうした変わった旅行が、旅の思い出として深く印象に残っていますよね。
      私も学生時代に一人でヒッチハイクした経験があります。やっぱり旅の宿は駅構内やベンチでした(笑)
      海抜0mから利尻山に登ったんですか?やりますね~!
      ちょっとこだわりを持った登山もやっぱり思い出に残るものですね。

      「北海道ちょっと暮らし」の体験住宅ぜひ利用した方がいいと思います。
      何よりも安くて家財道具が揃っているのがいいですね。長期滞在にはもってこいだと思います。
      時間がたっぷりあるリタイア組みですから、ゆっくりのんびりロングステイを楽しみたいですね。

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