餃子 (2)

食べ歩きシリーズ

餃子の町~宇都宮餃子

 

全国的に知られている餃子の町宇都宮に初めて訪れました。
今まで東北の山とグルメ旅に出かけた時、いつも宇都宮は通過していました。
今回は「餃子食べ歩き」が目的のくるま旅ですから、佐野ラーメンと餃子を味わった後に宇都宮を目指しました。

いきなり宇都宮に行っても数ある餃子専門店がありますから迷ってしまいます。
そこでネットを通して事前調査をして出かけました。
リストアップしたお店は、「みんみん」「宇都宮餃子館」「正嗣(まさし)」「元祖宇味家(うまみや)」の4店です。
この内、夕方訪れた「正嗣」は、完売のためちょうど閉店した後でした。う~ん残念!

 

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駅前のビルは、赤い看板の餃子店がひしめき合っていました。餃子の町宇都宮なんですね。

 

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西口駅前にある「宇都宮餃子館」に訪れました。
当初は、店名から宇都宮餃子全体の案内をするお店と思っていましたが、宇都宮周辺で展開する餃子専門店でした。

 

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たくさんのメニューの中からやっぱり定番の焼餃子と水餃子を注文しました。
”餃子の食べ歩き、はしご”をする場合、専門店はたいへん気軽で便利ですよね。
なぜなら、主メニューが餃子ですから夫婦二人で行っても気兼ねなく一皿づつ注文できるからです
餡の味は少し香辛料の香りがありました。他店との差別化でそうした味が特徴なのかもしれません。

 

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駅反対側の東口に「みんみん」があります。
駅前の一等地にこのお店と餃子館が建っていました。餃子ランド的な感じです。
お店の敷地の前は広大な駐車場がありました。餃子の町宇都宮らしさ?なのでしょうか。
入口前にはテントと椅子が並んでいます。一目で行列待ち用のものだとわかりました。
こうした光景も人気店ならではなのでしょう。
夕方5時過ぎ頃だったので空いていると思っていましたが、店内はほぼ満席状態でした。
え~、この時間で満席なの~。すごいですね!
カウンターが空いているということですぐに案内されました。

 

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注文は焼き餃子と水餃子、各6コで230円です。消費税込みでもワンコインでおつりがきました。
ちょっと小ぶりな大きさです。カリッと食感とクセのない味は何個でもいけそうです。
この味が永年宇都宮市民に支持されてきたのでしょう。なんとなくわかる気がします。

この後、駅ビル内にある「宇味屋」と「青源」に行ってみました。
特に「青源」は店内が狭いこともあってか満席状態で行列ができていました。

ということで、一気に4店舗の餃子店を食べ歩きました。
最初は、これだけのお店をはしごできるかな~と思っていましたが、それぞれ一皿づつでしたからそれほどの量ではなく食すことができました。
佐野餃子2店舗を合わせ6店の「餃子食べ歩き」いや~満足しました!

 

久下田焼きそば

 

宇都宮郊外にある道の駅で車中泊した翌日、栃木県を南下し埼玉に向かいます。
途中、陶芸の町「益子」にもちょい寄りして観光を楽しみましたが。今回のくるま旅の目的はその土地ならではの「B級グルメ」です。
栃木県南部といえば久下田周辺を中心に「焼きそば」があります。
焼きそばは、ラーメンと同じように日本全国昔からその土地ごとの味があります。
たかが焼きそばとお思いになるかもしれませんが、麺の硬さ太さ、ソースの味、具材などさまざまです。
例えば、北関東で有名な「太田焼きそば」の特徴は太麺でもっちりとした食感ですが、隣町の熊谷市は細麺が主流です。
ちなみに熊谷市は、昔からフライ(お好み焼き)と焼きそばの町でもあります。

ということで、せっかくこの地(栃木県南部)に来たのだから「久下田焼きそば」を食していこうということになりました。
麺好き夫婦にとっては絶対に見逃せません。特にカミサンはやきそばにこだわりを持っていますから(笑)

久下田焼きそばといえば、「櫻井(さくらい」が筆頭に挙がるようです。
いつものようにくるまのナビに登録して目指しましたが、なんとお店は閉まっています。
店先に車を停めて、お隣の家の前で掃き掃除をしていたオヤジさんに尋ねてみました。
実は、この方がこのお店の店主でした。
「いや~、今日はお葬式があって臨時休業なんですよ~。遠い所から来ていただいてすみません」
お葬式ではしょうがないですね。気を取り直して次の店を目指します。
近くにある「石屋(いしや)」はなんと定休日。その次の「まあちゃん」はお店が見当たらず。
しかし、ここで諦めないのが麺好き夫婦です。
ちょっと離れた真岡市にある「よっちゃん焼きそば」を目指しました。

 

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郊外にあるお店です。
メニューは焼きそばのみです。こうしたお店がいいんですよね~、期待できそうな感じです。
サイダー、オロナミンC、ラムネなどの飲み物メニューは、昭和を感じさせる雰囲気です。

 

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最初に焼きそば(中)を注文したところ、女将さんから「麺の量は600gですが、よろしいですか?」という一言。
「え~、(中)が600gですか!?」「うちは麺の量が多いんですよ」
ということで、二人とも(小)を頼みました。(小)でも通常の大盛に匹敵します。
これで350円ですから、B級グルメの王道ですね!
麺は細麺で甘辛な味付けでソースがよくからんでいます。具は少なめです。
こうしたシンプルな焼きそばが大好きな私たちにとっては最高の逸品でした!
実に美味しい焼きそばです。諦めず足を延ばした甲斐がありました。
まさに”昔ながらのソース焼きそば”といった感じでした。

こうしたところにも美味しいグルメがあるんですね。
ちなみに、お店で食すお客さんもいましたが、事前に電話注文で予約をして持ち帰りするスタイルが多かったです。
あまり目立たない場所でしたが、地元常連客に愛されたお店なんですね。

 

宇都宮餃子は有名ですが、今回のB級グルメ旅ではこだわりの味を出す「くにや」の佐野ラーメンと餃子、そして、真岡市の「よっちゃん焼きそば」は特に印象に残る絶品のお店でした。
その土地に足を運び食べ歩いてみるといろいろな発見があります。
こうした発見が更に好奇心を湧きたててくれます。

さて、次はどのB級グルメを食すのか?と・・・。

 

食べ歩きシリーズ「餃子」 おわり

 

2 thoughts on “餃子 (2)

  1. 今晩は。懐かしい名前が出てきて嬉しくなりました。

    50年くらい前、「みんみん」は駅近くでなく、町の繁華街の大通りから少し入ったところににありました。

    「マサシ」も「みんみん」の近くにあり、とても狭いお店でした。ここはどんどんお店を拡張していったようで
    す。

    姉が時々冷凍餃子を送ってくれましたから。

    高校生だった私は、なんと焼き餃子、揚げ餃子、水餃子のダブルをぺろりと食べましたよ。
    (6人前ですよね・笑)

    釜川と言う川が今でも町の中央を流れていると思いますが、その近くに小さな
    「香蘭」とかいうお店がありました。今はないかもしれませんね。
    私の好みでしょうがここの餃子の皮が少し厚めでもちもちしていて、とてもおいしかったです。

    ラーメンも餃子も好きな人が多いですよね。プラス「焼きそば」も。

    楽しい食べ歩き記、楽しく読ませていただきました。次回はどこに行かれるのでしょう。

    1. Roseさん

      Roseさんの思い出の地「宇都宮」や「みんみん」の餃子のことなど、話題が共有できて嬉しく思います。
      一度に6人前の餃子ですか~、若かったんですね(笑)
      私ははじめて宇都宮に行きましたが、今では大きく様変わりしたんですね。
      全国的にも有名な餃子の町ですから、はじめて行った私たちも「なるほど、やっぱり餃子の町なんだな~」と納得させられるような景観でした。

      これからもいろいろな土地に出向き、B級グルメを中心に食べ歩きしたいと思っています。
      その土地ならではの庶民の味を!

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