餃子  (1)

食べ歩きシリーズ

北関東のB級グルメ旅

 

餃子は、私たち庶民にとって最も大衆的なグルメのひとつですよね。
私も大好きで「オヤジの手作り餃子」を時々作っています。
皮から作る本格的なものではありませんが、ごく一般的なキャベツ、ニラ、豚ひき肉を材料にした餡づくりからです。
そんな餃子は”我が家の味”として定着してきています。
どのご家庭でもその味があるのではないでしょうか。
外食にしてもこれだけ親しまれている食べ物はありません。各お店ごとにいろいろな味があり、それだけ支持されているのもこの餃子ではないでしょうか。

ということで、今回は餃子の町で有名な「宇都宮餃子」を食べに行こうということで、北関東に向けくるまを走らせました。
せっかく宇都宮まで行くのだから途中の「佐野ラーメン」「久下田焼きそば」も食してこようということで、北関東B級グルメ旅(車中泊一泊二日)をカミサンと二人で楽しんできました。
今回メインの餃子食べ歩きはともかく、麺好き夫婦にとってはラーメンと焼きそばも見逃せませんからね(笑)

 

恐るべし「佐野餃子」!?

 

エッ!、「佐野餃子」?、「佐野ラーメン」じゃないの?
そうですよね~。佐野といったらラーメンですよね~。なんで餃子なの?
コレッて私たち夫婦が、佐野の餃子のあまりの美味しさに感動して勝手に名付けたものなんです

佐野ラーメンはご存じのとおり、栃木県佐野市を中心に食べられているラーメンで、関東地方のご当地ラーメンのひとつです。
麺は竹を使ってうつ”青竹打ちの平麺”でしっかりとコシがあるのが特徴です。
以前にも何度か立ち寄って食したことがありますが、お店によってはスープに化学調味料を使用する所もあり気になっていました。
この化学調味料使用ウンヌンは、個人の味覚という点でさまざまですからなんとも言えませんが。
私たち夫婦にとってはできれば使用していないお店がないものか事前に調べて出かけました。

 

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事前の調査で無化調の「くにや」さんを訪れました。
早朝埼玉を出発して開店11時前に着きました。他のお客さんはまだいません、一番乗りです。
川沿いにあるお店でちょっとわかりづらい場所にありました。
目印は佐野厄除け大師の近くです。 「くにや」HP

 

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お店は一戸建て住宅の一階部分が店舗になっていて、とても家庭的な雰囲気のある店内でした。
メニュー表の裏面に「無化調の意義」と題してコメントされていました。
店主のこだわりがあるようですね。

 

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久しぶりに「うまいラーメンを食べた」という一言です!
佐野ラーメンの特徴であるコシのきいた麺は噛むほどに旨みがあります。
つるつるっとした食感もこの麺の大きな特徴ですね。
又、スープはスッキリとしたクセのない醤油味で全く飽きさせません

 

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この日の夕食は「宇都宮餃子」を食べる予定ですが、今回の旅のテーマ「餃子食べ歩き」ということもあり、このお店の餃子も食べてみようと思いました。
二人で一皿ですから、少量づつ食べながらいろいろな味を試してみるチャンスです。
無化調をうたっているお店ですから餃子も期待できます。
もっちりとした皮の食感と餡のバランスが絶妙でした、何個食べても”いける”旨さです!
餃子のお店だけでもやっていけるんじゃないの?と思わせるほど期待を超えるおいしさでした。

ラーメンのスープも最後の一滴まで飲み干すほどでした。

 

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「くにや」さんで満足のいくラーメンと餃子を食した後、次のお店「匠屋」さんに向かいました。
こちらのお店も事前調査で無化調のラーメン店ということでリストアップしていました。
このお店は幹線道路沿いにあることからお昼の12時前から駐車場は満車状態でした。
さすが”ラーメンの町”という感じですね~。

 

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広い店内は、すでにカウンターとお座敷の約8割がお客さんで埋まっていました。
注文はもちろん佐野ラーメンと餃子です。
このお店の麺も佐野ラーメン特有のコシがあり、つるっとした食感です。
チャーシューは、口に入れると溶けていくようなやわらかさです。
餃子は大ぶりですね~。食べごたえがあります。
こちらの餃子は、皮がカリッとした食感で中はジューシーでした。
先ほどの「くにや」さんの餃子と同じように飽きない旨さがありました。

 

ということで、「佐野餃子」はかなりハイレベルな一品でした。
このブログのサブサイトルに「恐るべし佐野餃子!?」という題名を付けました。
このタイトルには多少理由があります。
実はこの後宇都宮に向かい、有名な餃子専門店4店舗を食べ歩きました。
同じ日につごう6店舗(佐野2店舗、宇都宮4店舗)の餃子を食べて比較することができました。
この結果、味の評価は佐野ラーメン店の餃子が群を抜いて美味しかったことでした

人にはそれぞれ味に対する好みがありますから一概には言えません。
たまたま私たちが食べた6店舗の比較で佐野餃子が美味しく感じたということです。

ラーメンを売りにしている「佐野ラーメン」だけではもったいないという感じです。
「恐るべし佐野餃子!」、ラーメンだけでなくぜひ餃子も楽しんでみたらいかがでしょうか。
こうした食べ歩きだからこそ発見できる逸品ですね。

 

「餃子」つづく

次回は、「餃子(2)」宇都宮餃子

 

2 thoughts on “餃子  (1)

  1. 今晩は~。食べ歩き楽しそうです。どちらのラーメンもおいしそうです。そして餃子もおいしそうです。
    唾をごくり・・・

    佐野ラーメンに行かれたのですね。私は父の転勤で宇都宮に住んだことがあります。
    姉が足利で教員をしていたこともあり、(ずいぶん前のことです・笑)時々会いに行って、ついでに
    佐野ラーメンを食べました。おいしかったことを覚えています。
    小さなお店で「モリタヤ」とかいったと思いますが、今でもあるかもしれませんね。
    その後、おいしいという評判でお店を広げてから味が落ちたと地元出身の人が言っていました。

    宇都宮の餃子屋さんはどこに行かれたのか、次回の報告が楽しみです。高校の授業が終わってからよく
    食べに行ったお店は「ミンミン」「マサシ」一番おいしかったお店は「香蘭」(この字だったか?)です。
    今はずいぶんお店が増えたそうですね。

    私は中国大連の大学に一年間仕事でいましたが、お店がたくさんあり、どれもものすごくおいしかったで
    す。
    「餃子」は中国北部の食べ物だそうです。きっとおふくろの味なのかもしれませんね。
    皮から作って、各家庭の味があるようです。
    大学の食堂では飽きもせずに「餃子」を夕食としてよく食べていました~。

    焼き餃子も大連市内に行けば、日本人向けに作ってくれるお店がありましたが、一般的にお客様に出す
    ものではないそうです。

    食べた残りの物を翌日に焼いて食べるとか・・・そのせいかほとんどが蒸すか、水餃子でした。

    所変わればですね。

    栃木の「日本蕎麦」もおいしいですよ。次回の報告、楽しみにしています。

  2. Roseさん

    へ~、Rosaさんは宇都宮に住んでいたことがあるんですか。
    それでしたら餃子のことは詳しいんじゃないですか。
    Rosaeさんがおっしゃるように有名店の「みんみん」にも行ってきましたよ。
    又、夕方「まさし」も行ったんですが、残念ながらちょうど閉店したところでした。
    材料が売り切れたということで、まだお客さんがいましたが閉まっちゃいました。残念!
    宇都宮の駅前は、西口・東口とも餃子の赤い看板だらけで、やっぱり餃子の町なんですね。
    どこの餃子店もたいへん混雑していました。
    日本一?ということもうなずけますね。
    家内と二人で食べ歩いたんで、焼餃子・水餃子を一皿づつ食べました。
    水餃子も美味しかったです。

    次回ブログ「餃子(2)」お楽しみにしてください。

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