汁なし担々麺(池袋)

食べ歩きシリーズ 第一弾

 

退職以降、食に対する意識が高まってきました。
働いていた頃は内勤だったことから外食する頻度は少なく、又、お酒が飲めないということもあり外での飲食はほとんどありませんでした。
しかし、退職後は自由な時間があります。テレビやネット、雑誌などでのグルメ情報を得る時間がたっぷりあります。
特にテレビで気になるグルメ番組があれば録画してメモしたりしています。
又、専用グルメノートに記録したり、全国地図に記入したりして忘れないようにしています。
登山やくるま旅は夫婦共通の趣味ですが、グルメ情報をチェックして食べ歩くことも共通してきました。

私たち夫婦の食べ歩きは、全てB級グルメです。
安くて、贅沢ではなく、庶民的でありながら、美味しいと評判の料理です。
退職後、全国の名峰に登ることやくるま旅で観光めぐりすることから、地方グルメにも関心が高まってきました。その土地ならではのグルメを楽しむことも趣味になりつつあります。
そんなことから地方に出かけた時、今までは〇〇岳登山、〇〇観光を目的にしていましたが、その土地の〇△食堂、△〇店で食べることもはっきり目的にするようになりました。

そんなわけで、今までくるま旅やぶらり街歩きなどで紹介してきたB級グルメをブログの中で「食べ歩きシリーズ」としてカテゴリー化してみました。
あくまでも個人的な感想になりますので、おいしくなかったとかサービスが悪かったなどという店名を出しての批判的なコメントは避け、個人として紹介したいお店をアップしていこうと思います。

 

その前に、
最近、テレビのグルメ番組などで行列のできるお店、評判のお店をレポートした放送がよくあります。
お笑いタレントや有名人がレポーターになり取材する番組です。
そうしたレポーターのほとんどが共通して発する言葉は、「めちゃ」「おいしい」という感想を連発することが多いです。
視聴者側からすれば「おいしい」というレポートは、あまりにも漠然としています。
具体的にどのようにおいしいのか、「甘味、辛み、塩味などの五味は?」「やわらかい、かたいなどの食感は?」「出汁などのうま味は?」などなど・・・。
そうした番組への私の個人的意見ですが、取材するレポーターは、おいしいという言葉を発しない具体的な感想を述べて、最後に「おいしかったです」という一言があればいいんじゃないかと思います。。

先日、あるバラエティ番組の中で横浜中華街のグルメレポートがありました。
有名な俳優さんが大絶賛するお店の紹介でした。
今まで何度か中華街に行きましたが、お勧めのお店のようでしたので早速メモして出かけてみました。
ちょうどお昼の時間帯だったこととTVで紹介された影響なのか10人ほど行列ができていました。
食べた結果は、私たち夫婦としてはたいへん残念な味でした。
具材に使われている鶏肉がブロイラーの味が強烈に残っていたこと。更に決定的なことは化学調味料が使われていたことでした
中華料理の場合、化学調味料が使われることは意外に多いです。しかし、ちゃんとしたお店はしっかり出汁を取り、いろいろな天然調味料で調理していると思います。
今回、お店の方には申し訳ありませんでしたが、ほとんど料理を残して店を後にしました。

 

孤独のグルメ~「中国家庭料理 楊」

 

孤独のグルメは、ご存じのとおり久住昌之氏原作のグルメ漫画です。
テレビドラマシリーズ化されDVDにもなっています。
私はこの「孤独のグルメ」が大好きでシリーズ化されたDVDは退職後ほとんど観ました。
この原作の特徴は、高級グルメではなくより大衆的な料理にスポットを当てていることです。そんなB級グルメをメインにしたストーリーにたいへん共感しました。
又、奇をてらった流行りのお店はできるだけ避け、ちょっとディープで昭和を思い出させるお店や家庭的な食堂を紹介しているところも興味深いです。
更に、私と同じように主人公の井之頭五郎は下戸で甘党ということから、ドラマの中でも甘味処にちょい寄りしたりすることも気に入っています。
しかし、当の原作者の久住氏は、大の酒好きということで物語の中でも居酒屋が紹介される頻度も多いです。酒飲みじゃなくても、居酒屋に入ってみたらうまいものがたくさんあるよという紹介なのかもしれません。

 

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グルメ漫画「美味しんぼう」「クッキングパパ」など、料理、素材のウンチクを述べるのではなく、中年男がひたすら食べて食事を楽しむシーンが好きですね。
こんな街角にもおいしいお店や食堂があるよという紹介が、行ってみたな~と思っちゃったりします。

ということで、先日池袋の「中国家庭料理 楊(ヤン)」に行ってみました。
このお店は、池袋の繁華街からはずれた西口のちょっとディープな路地裏にあります。
こんなところも孤独のグルメらしい場所にありますね。

 

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池袋西口メトロポリタン裏の道路を隔てた雑居ビル街の路地の一角にあります。

 

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お昼の12時過ぎ入店、客席は7割はど埋まっていました。
注文して食べ始める頃には満席状態になっていました。

 

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このお店の評判料理は「汁なし担々麺」です。(800円)
注文する時、店員さんから「辛さはどのくらいにしますか?」と問いかけられます。
「普通で」と言えば辛さは抑えてくれます。
食べてみてわかりましたが、普通ではなく辛めにした方がおいしいんじゃないかと思いました
この「汁なし担々麺」の売りは、なんといっても辛さにあります。よくまぜて食べます。
ナッツの食感と花椒(かしょう)の香りが食欲をそそりますね。
麺は細いうどんのような麺です。ちょっと柔らかすぎるのかな?と思いました。
次回は辛めの担々麺にしようと思います。後を引く味ですね~。

 

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もう一品「水餃子」を注文しました。(6コ490円)
皮はモチモチしています。一口噛むと肉汁がピュッと出てテーブルを汚してしまいました。
タレを付けずにそのまま口に放り込みます。クセのないジューシーな肉汁が溢れてきました。
実においしいです。メイン料理にもう一品のメニューとしてちょうどいいですね。

 

次回は、焼き餃子と麻婆豆腐を食べてみたいです。
なにより良心的で庶民的な安さがいいですね。
横浜中華街に行かなくても街角にいいお店があります。

 

 

6 thoughts on “汁なし担々麺(池袋)

  1. いいですね!

     私もラーメン大好き人間だし、上さんもB級グルメが好きなんで、このシリーズ、期
    待しております!(笑)

    1. リンロン88さん

      登山に出かけていましたので返信遅れて申し訳ございませんでした。

      リンロン88さんもラーメン好きで、奥様もB級グルメ好きなんですか。
      それでしたら、これからどしどしアップしていきたと思います。
      都内周辺で行きたいお店を何店舗かリストアップしています。
      カミサンも大好きなんで、このシリーズ盛り上げていきたいと思います。

    1. のぶこりんさん

      はじめまして。
      コメントありがとうございます。
      水餃子もちもちした食感で美味しかったです。
      焼き餃子も人気料理のようでしたので、次回行った時食べてみようと思ってます。
      これからもコメントよろしくお願いします。

    1. パンダさん

      コメントありがとうございます。
      汁なし担々麺クセになりそうな味でした。
      池袋に立ち寄る時がありましたら、ぜひ行ってみてください。
      おすすめします。
      これからもコメントよろしくお願いします。

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