2015年の日本百名山

山仲間たちとの熱い語らい

12月10日、新宿で登山仲間たちとの忘年会がありました。                  この登山同好会は、会社の有志たちが”富士山に登ろう会”を発足したのがはじまりでした。その後、富士山だけでは面白くないということで、他の山にも範囲を広げ現在に至っています。                                                 そんな山仲間たちとの登山は、季節ごとに年4~5回ほどパーティーを組んで楽しんでいます。又、それぞれ個別に山歩きをしてお互いの情報を交換し合ったりしています。        メンバーの平均年齢は60歳。現役、継続雇用、完全リタイア(私のみ)のメンバーで構成されています。                                  集まれば当然登山の話が中心になりますが、その他、仕事、健康、介護、年金などの話題もあり、登山を除けばごく一般的なシニア世代の忘年会ではないでしょうか。

IMG_8676  IMG_8677    来年2016年の仲間たちとの登山計画案。皆はじめての山なので、どんな山なのか想像を巡らせながら熱く語っていました。登る山は、日本百名山ばかりではありません。近場の低山を歩くハイキングもあります。メインの高い山は、毎年夏と秋に日本アルプスを中心にチャレンジしてレベルアップをはかっています。

今年は個人的に日本百名山22座登頂

今年ほど山に登った年はありませんでした。                       近場の低山を含め全34座登りました。その内、日本百名山は22座で、今年はじめて登った百名山は19座でした。                               登山を趣味にした方にとっては、いろいろと思い出の山があると思います。             私は、今年登った山の中で「一番思い出に残る山」を挙げるとすれば、海抜0mから登った富士山でもなく、日本第二、第三峰の北岳、間ノ岳でもなく、北アルプス最深部に位置する「雲ノ平縦走の山旅」でした。                          ひとつの山だけを目指し登頂する登山ではなく、峰から峰へと連続する縦走を重ね、時には谷底に下り、そこから見上げる稜線までひたすら登りつめ、果てしなく広がるお花畑の台地を闊歩する山旅。まさに山岳トレイルの醍醐味を味わう登山ができたことでした。   こんな登山のしかたもあるのかと、はじめて経験した一週間の山歩きでした。

IMG_6271  黒部五郎岳と雲ノ平山荘 

IMG_8679  IMG_8678   雲ノ平地図                          雲ノ平で出会える花たち「山と渓谷」

                                          IMG_6216  IMG_6259   雲ノ平 アラスカ庭園           雲ノ平 スイス庭園からの水晶岳      

水晶岳を立派に眺める場所が二つある。一つは縦走路中の赤岳と野口五郎岳との・・・。                 もう一つは雲ノ平からで、ここでは水晶岳はすぐ眼の前に仰ぐ位置にあるので、ドッシリした重量感をもって迫ってくる。雲ノ平は山に包まれた美しい高原であるが、そこから眺めて一番まとまりのある堂々とした山は水晶岳である。もしこれがなかったら、高原の値打ちの半分は減じるだろう。 深田久弥著「日本百名山 水晶岳」より  

IMG_6270  IMG_6325雲ノ平 奥スイス庭園からの薬師岳     岩苔小谷を登り振り返って薬師岳を望む

IMG_6358  IMG_6376   早朝の水晶岳               鷲羽岳に向けて    

その他の思い出に残る山旅

IMG_5757  IMG_5950   海抜0mからの富士登頂。7月9日田子ノ浦海岸から7月11日(誕生日)に富士山登頂

IMG_6688  IMG_6732   8月4日~6日 南アルプス白峰三山縦走の山旅 (北岳~間ノ岳~農鳥岳)

IMG_5254  IMG_5425   5月13日 初夏の男体山          6月13日西黒尾根~谷川岳~茂倉新道縦走

IMG_6968  IMG_6922   8月23日~25日 山仲間8名と穂高岳登頂   涸沢からの穂高岳モルゲンロート。

IMG_7906  IMG_8053   9月29日 高妻山              9月30日 火打山

 著書「日本百名山」には、何かその山へのロマンとか憧憬を感じさせる文章の魅力があって、何気なく登った山でも、面白くないと思った山でもその文章を読むことによって、再認識、再評価するという楽しさがあり、またその山に登ったことがなくとも、山に対する夢を与えてくれるものがある。 高辻謙輔著「日本百名山と深田久弥」より

日本百名山残り41座になりました。北海道、東北、関西、四国、九州とほとんどが遠い所ばかりです。これから5年かけてゆっくりじっくり楽しみながら登っていこうと思います。                                        日本百名山は、やはり夢を与えてくれる何かがあると思います。

 

 

4 thoughts on “2015年の日本百名山

  1. 22座! がんばりましたね~
    でも天気の悪い日もあったので、もっと登頂できたはずですね。
    残り41座。
    すぐに終わりそうですね。
    私も北海道はゼロです。
    火山活動も活発になっているので、登れなくなる山もできてしまうかも…と思います。
    私も少しずつ、登りやすいコースを選んで行きたいなと思います。

    1. 家犬さん

      コメントありがとうございます。
      これからの41座は、いままでのペースからスローダウンしてゆっくり登ろうと思ってます。遠隔地ですからくるま旅しながら天気の良い日を狙って楽しんで登るようにしたいと考えています。
      家犬さんのブログも毎回見ていますよ。奥鬼怒の山旅シリーズも面白いですね。ところでコメントを投稿しようと思ったらyahooのID、パスワード入力しないと先に進めません。以前、登録したんですが忘れてしまいましたので、この欄でコメントさせていただきます。
      私も25年ほど前に家族で加仁湯に行ったことがあります。実にいい温泉で秘湯と呼ばれるにふさわしい所ですね。女夫淵から川沿いに歩いていくトレッキングは今でも楽しい思い出として残っています。
      一番奥にある日光沢温泉まで行かれたんですか。私は行ったことがありませんが、いつか機会があったら、今度は登山で行ってみたいと思います。
      家犬さんのブログにコメントできるようにID、パスワードを再登録したいと思います。

      1. 25年前、加仁湯に行かれてましたか~
        私が行きたかったころですね!
        次回、あのあたりまで行くのでしたら、さらに奥の手白沢が
        よさそうです。
        宿泊人数が限られているのですが、料理がいいと評判です。
        私もあとから知ったのですが、たぶんもうあそこまで行くことはないと…残念な気持ちです。
        もし、行かれるのであれば是非ブログで見たいです。
        よろしくお願いします。
        ヤフーの改悪コメント方法は困りものです。
        ご面倒をおかけするので、こうして私のほうからコメント
        させていただきますので、お気になさらず、どうぞ。
        いつもありがとうございます。

        1. 家犬さん

          手白沢のことも聞いたことがあります。ぜひ行ってみたい所ですね。
          コメントの件、了解しました。ヤフーの方も登録してみようと思いますが、こちらのコメント欄でも交流を深めていきましょう。

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