北東北のくるま旅 (7)

八幡平トレッキング

東北の秘湯を訪ねる旅

IMG_7657  9月8日、八幡平。見晴らし台から望む八幡沼

IMG_7594  9月7日、奥入瀬渓流。

IMG_7684  9月8日、玉川温泉

IMG_7705  9月8日、乳頭温泉 鶴の湯に宿泊

IMG_7709  乳頭温泉 中の湯露天風呂

八甲田山と奥入瀬渓流

9月7日、前泊地の「道の駅 浅虫温泉」から八甲田山を目指しました。           朝から小雨が降る中、はたして登山ができるかどうか心配しながら八甲田ゴールドラインをロープウェイ登山口までくるまを走らせました。

IMG_7576  IMG_7577   八甲田ゴールドライン           八甲田ロープウェイ(登山口)

IMG_7579  IMG_7580   ロープウェイから虹を見ることができました。頂上駅に着き、いよいよ登山開始と思いきや、なんと外は強烈な風雨! 外に出てみたところ吹き飛ばされそうな強風と横殴りの雨が襲ってきました。ガスのため視界30mほど。しばらく待ってみましたがこの状況では断念せざるを得ません。また今度来ればいいか、と気持ちを切り替え即下山しちゃいました。                                        旅の後半に入り、青森から秋田、秋田から山形へと南下しながらの旅が続きます。

IMG_7593  IMG_7596   奥入瀬渓流。石ケ戸付近

IMG_7598  IMG_7600   銚子大滝

エゾリンドウが咲き乱れる八幡平

十和田から鹿角に南下し「道の駅 かづのあんとらあ」で車中泊。            翌8日、雲行きがあやしい中、八幡平に向けてアスピーテラインを走りました。

IMG_7674  IMG_7672   八幡平アスピーテライン          八幡平山頂レストハウス

IMG_7610  IMG_7611   ナナカマドなど一足早い秋の気配が・・・。

IMG_7616  IMG_7622   エゾリンドウ               ウゴアザミ。東北地方(羽後)

IMG_7630  IMG_7635   湿原は、すでに草紅葉一色です。

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しかし八幡平の真価は、やはり高原逍遥にあるだろう。一枚の大きな平坦な原ではなく、緩い傾斜を持った高低のある高原で、気持ちのいい岱(タイ)を一つ横切るとみごとな原始林へ入ったり、一つの丘を越すと思いがけなく沼があったりして、その変化のある風景がおもしろい。 深田久弥著「日本百名山 八幡平」より                ※岱(タイ):山上の湿地帯の意

IMG_7656  IMG_7658   八幡沼                  ガマ沼

IMG_7659  IMG_7662   八幡平頂上1614m

IMG_7669  IMG_7670    メガネ沼                 鏡沼

IMG_7612  IMG_7621   トレッキングロード            アキノキリンソウ

みちのく秘湯巡り

青森から秋田に向けての十和田道を南下する道筋には温泉がたくさんあります。      そんな温泉に立ち寄りながらくるま旅を続けました。

IMG_7582  IMG_7583   酸ケ湯温泉。八甲田山麓にある酸ケ湯温泉に入浴しました。宿の代名詞となっているのが総ヒバ造りの千人風呂です。一度は訪れてみたかった温泉です。日帰り入浴600円。    写真撮影は無理でしたので外観だけ撮りました。

IMG_7590  IMG_7591   蔦温泉。酸ケ湯温泉から十和田道を下っていった沿道にある温泉です。こちらの温泉には入浴しませんでしたが、外観が趣のあるレトロな建物でしたので撮ってみました。

IMG_7686  IMG_7676   玉川温泉。八幡平トレッキングの帰りに立ち寄り入浴しました。

IMG_7680  IMG_7682  よくTVの旅番組などで紹介されている有名な温泉です。特に天然の岩盤浴ということで地面のいたるところから蒸気が噴き上げていました、皆さんゴザを敷いて岩盤浴していました。私たちは内湯(大人一人600円)に入りました。強酸性の温泉というだけあって、源泉100%の湯はちょっとヒリヒリしました。舐めてみるとすっぱく、しょっぱく、苦味のある味でした。源泉50%が入り易かったです。

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乳頭温泉「鶴の湯」に宿泊 

くるま旅の車中泊も10日ほど経ち、温泉にもゆっくり入ってみたいということで、前日ダメもとで「鶴の湯」さんに宿泊予約の電話をしてみました。なんと部屋が空いているということでラッキー。宿泊料金は、一泊二食で10950円でした。

IMG_7704  IMG_7702   乳頭温泉郷「鶴の湯」           茅葺き屋根の本陣

IMG_7694  IMG_7697   部屋はなんと16畳!角部屋でした!     部屋からの風景

IMG_7715  IMG_7717   日本秘湯を守る会             なんともレトロな雰囲気です。

IMG_7719  IMG_7722   夕食は野菜中心の献立で、どれも素晴らしく美味しかったです。名物「山の芋鍋」は絶品でした!

IMG_7710  IMG_7711   中の湯 内湯               中の湯 露天

IMG_7727  IMG_7725   白湯、黒湯の脱衣場            白湯

IMG_7729  IMG_7731   敷地内に流れる湯ノ沢と各湯小舎      カフェ「鶴の茶舎」

ということで、くるま旅の疲れを温泉で癒し、ゆっくりさせていただきました。なんとも贅沢な旅になっちゃいました。                            乳頭温泉を後にして、田沢湖、角館、横手に立ち寄りながら羽州街道を山形に向け南下していきます。

 

「北東北のくるま旅」 つづく

4 thoughts on “北東北のくるま旅 (7)

  1. どんどん移動してますね~
    行ったところも多く、見ていると楽しいです。
    乳頭温泉は行ってないので、行きたいところです。
    広いお部屋でラッキーでしたね~
    関東も雨が断続的に続いて、うっとうしいです。

  2. 家犬さん

    天候不順で八甲田山、岩手山が登れなかったので、その分予定が早まり南下してきました。一昨日、山形の尾花沢まで下ってきましたが、関東地方が台風と低気圧の影響でたいへんなことになっていることを知り、昨日一日かけて帰ってきました。
    毎回コメントをいただきありがとうございました。
    この後、角館、横手のブログをアップしていこうと思ってます。
    家犬さんも旅をされていたんですね。いつもブログ見ていますよ。旅行中でしたのでなかなかコメントできませんでしたが、これからゆっくり拝見させてもらいます。

  3. すーさん、
    こんにちは。富士登山のジュリーです。すーさんのブログを読むとまた日本に行きたくなってきます。写真も登山のお話もとても参考になり、行きたいリストがどんどん長くなっています。今回の北東北の旅も素晴らしかったようですね。東北は秋田に昔行ったことがあります。日本海を望む温泉に入ったことが一番の思い出です。

    1. ジュリーさん

      コメントありがとうございます。
      富士登山ご苦労様でした。良い思い出に残ると思います。
      海外旅行がたいへん盛んになっていますが、日本もたくさんいい所があります。私たちのくるま旅は、できるだけ都市部は避けて山や高原、農村や漁村地域を巡ることが多いです。そんな旅では素晴らしい発見があります。
      まだまだ行ってみたい所があります。これからも全国を巡る旅を続けて、このブログでご紹介していきたいと思っています。

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