羽生デュアスロン大会 後編

バイクコースは16周?

ビリでもなんとか完走!

 

ワンレースの部はエントリー名簿で19人が参加予定でした。
その内、60代が私を入れて3人が出場? しかし、スタート地点ではそれらしいオヤジさんの姿は見られません。
棄権されたのでしょうか。

 

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いよいよスタート!
最初はランコース(0.75km)を2周です。
公園内の整備されたコースですから実に走りやすいです。

 

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実は走り出して途中分かったことがありました。
それは、このレースにハンディキャップの若者が参加していたことでした。
最近テレビなどで走る姿が映し出されている場面を見ることがありますが、実際に同じ競技で共に走り、自転車を漕ぐ姿は初めてでした。

この後、バイクで周回する途中でこの人に2回追い抜かされました。
後ろから私を颯爽と追い抜いていく姿は素晴らしいものでした。とても追いつくことはできませんでした。
来年は東京オリンピックの年です。同時にパラリンピックが開催されます。
こうした方々の雄姿を観戦して応援したいと思います。
スポーツは本当にいいものだなと感じた瞬間でした。

ラン2周目。
1周目がオーバーペースだったためか、2周目は大幅にペースダウン。
こうしたレースの怖いところは、自分のペース配分を間違えてしまうことなんですね。
マイペースでコントロールしていくことは意外と難しいです。

 

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ランからバイクへ

続々と選手たちはバイクに乗り換えていきます。
トランジットエリア内では、バイクに乗ることは禁じられています。
バイクスタート地点まで走りながら引いていきます。

 

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第1ラン最後尾グループの私は、このトランジットエリア内で数人に抜かれてしまいました。

「なにをモタモタしてるんだ!歩いている場合じゃない!」
というようなカミサンの𠮟咤激励が飛んできていたようです(笑)

 

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バイクコースは1周1.25km。このコースを16周走ります。

周回を数えるのは自己管理なので、走りながら間違えないように頭の中でカウントしていきます。
私の場合、カミサンが数えて周回ごとに教えてくれたので助かりました(笑)
ちなみに、こうした複数周回の場合、多く回ってしまう人がいるそうです。

 

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ようやく16周(20km)回りバイク競技は終了。
この後は最後のラン1.5kmが待っています。私の後ろにはサポートランナーがついてきていました。

 

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ゴール手前、最後の力を振り絞って!
今度はサポートライダーが私の後ろを見守っていてくれました。

結果は16人中16位でした(笑)
若い人たちに交じってこうしたスポーツができることに満足です。
なによりも完走できたことは次のステップにつながるものだと思います。

 

持久系スポーツこそ、才能や外的要因に左右されず、自分の頑張りがそのまま結果に結びつく・・・。
自分と対峙するというのもポイント。マイペースで行うので無理しなくていいし、一人で続けられるというのもポイント。
自分の身体能力や精神性が高まることへの喜び=「JOY」を求めるほうへシフトしていく。
プロアスリート白土太朗

単に競技に出場している時だけがスポーツをしているということではないと思います。
準備期間も含め、更に次の目標に向けてトレーニングしていくこともスポーツではないでしょうか。
競技中の厳しさ、苦しさはあるけれども、それが喜びや楽しさに変わっていくんですね~。
いったい何なんですかね。
そこがこうしたスポーツの魅力なのかもしれません。

 

「羽生デュアスロン大会」 おわり

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