ツール・ド・ニッポン霞ヶ浦  前編

つくば霞ヶ浦りんりんロード

晩秋の筑波山麓を走る60Km

 

今年2回目のツール・ド・ニッポンサイクリングイベントに参加してきました。

このツール・ド・ニッポンとは
日本全国の「その土地ならでは」を感じながら、自転車で走って遊ぶ!
レースイベントから日々のツーリング、観光サイクリングまで、様々なサイクル・レジャー・コンテンツ。
ツール・ド・ニッポンHP

一般的に自転車レースと思われがちですが、”自転車で走って遊ぶ” をコンセプトにしたサイクリングスポーツです。
年間を通して全国各地でイベントが行われています。
今年5月に千葉県銚子で行われた大会に初めて参加しました。
初心者でも気軽に参加できることやサポート体制がしっかりしていることから安心して楽しめるイベントです。
※ブログ「ツール・ド・ニッポン銚子」

今回は茨城県の筑波・霞ヶ浦エリアで行われた大会でした。
自宅の川越から車で2時間ほどで行けます。出場者も自転車持参で来るわけですから近場(関東周辺)から参加している人が多かったですが、中には北海道や四国から参加している人もいて驚きでした。

大会で使用されたコースは、「つくば霞ヶ浦りんりんロード」というのが正式名です。
このコースは、今年11月7日に ”第一次ナショナルサイクルルート” に指定(国土交通省)されたそうです。
サイクリングコースとして環境整備されていることで、しまなみ海道とビワイチ(琵琶湖一周)に次いで全国で3番目の指定のようです。

今回はそのナショナルサイクルルートの一部を走り、更に筑波山麓や地域の史跡を巡る60kmのコースでした。

 
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会場は土浦市の川口運動公園

地元茨城県や関東近県のチャリダーを中心に500人を超える参加者。

このイベントは茨城県が主催ということで県知事が挨拶にきていました。
知事の挨拶の中で、茨城県は都道府県魅力度ランキングで7年連続最下位と嘆いていましたが、いい所はたくさんありますよね。
こうした県主催のサイクリングイベントを盛り上げていきたいですね。

 

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9:30スタート

出発時の混乱を避けるため、約20人を1グループにして2分間隔でスタート。
全員がスタートするまで1時間ほどかかったようです。

 

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川口運動公園を続々スタートしていきます。
60kmの長距離コースということでゴール制限時間は16:00。余裕ある時間ですね。

 

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土浦市街地を抜けると田園地帯の中を走る一本道。
これがナショナルサイクルルートに指定された専用道路なんですね。
なるほど!これだったら気持ちよく安全にサイクリングを楽しめます。

 
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コース沿いに水田? あれ~、レンコンの収穫のようです。
小舟に収穫したレンコンを乗せている風景です。
以前テレビで観たことがありますが、なるほど!

この時、立ち止まって撮影していると、大会関係者のサポーターが声をかけてきました。
「何かあったんですか、大丈夫ですか?」と。
このサポーターは参加者と一緒に何人も走っています。参加者のトラブル(ケガ、パンク、故障、事故など)に対応するためです。
こうしたサポート体制があるので初めての長距離コースでも安心して走行できます。
「大丈夫ですよ、撮影していました」と応えると、手を振って笑顔で走っていきました。

 
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13.3km地点。第一エイドステーションの小田城跡歴史広場

コース上に第一から第四エイドステーションがあり、ここで休憩がてら地元特産品や名産品が参加者に振舞われます。
ここでは、「筑の花サブレ」と「ラングドシャ」をいただきました。

 

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延々と続く桜並木の中を走る参加者たち。
桜咲く時期だったら圧巻の景色が楽しめそうです。

 

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おお~筑波山ですね~。
スタートした土浦市内から約20km地点です。

 

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25.3km地点。第二エイドステーションの平沢官衛遺跡歴史ひろば。

奈良・平安時代の筑波郡の役所跡だそうです。芝生のひろばでランチタイムです。

 

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おお~、常陸牛のおにぎりランチが支給されました。
茨城県の新米「北条米」と名産の「しいたけ」などのお弁当でした。

サイクリング・レース専用自転車(バイク)は一般的にスタンドを付けていません。
ツーリングやレース時に前走自転車の後輪に接近する時があります。この時、前走自転車の後輪とスタンドの間に前輪が挟まり転倒する場合が多々あるそうです。
このためスタンドを外して走行する方が安全ということで付けていません。
スタンドが無いため休憩の時は自転車を倒しておきます。

秋晴れの景色やその土地ならではの名産品を楽しみながら筑波山麓を走り続けました。

この後のサイクリングは後編に続きます。

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