函館のカフェ・グルメ編 (2/2)
超穴場、隠れた名店、ディープなお店！？
函館の観光スポットといえば、ベイエリアの倉庫街や教会・洋館が集まる西地区、又、朝市、五稜郭や函館山などがあります。
その周辺にはオシャレなカフェ、レストラン、ショップなどが集合しているので観光・グルメにはもってこいのエリアです。
函館山から望む市内
ベイエリアの金森倉庫周辺
しかし、賑わいのある観光スポットから外れた場所にも隠れたお店がたくさんありました。
公共交通機関を使ってはちょっと不便な場所にあることから、地元の人たちが通うお店なのかもしれません。
市内はそれほど広くはないので、車を利用すれば函館駅からでも短時間で行くことができます。
今回訪れたそんな穴場的なお店は、多分全国誌のガイドブックやグルメ雑誌には掲載されていない所かもしれないので紹介したいと思います。
生本マグロ海鮮丼が1000円！
函館グルメといえば、「函館朝市」の海鮮が有名です。
必ずといっていいほど観光客が押し寄せるエリアです。
海鮮料理を中心とした食堂や魚介類のお土産屋さんが集中していることから品揃えが豊富です。
但し、観光客値段？と思われる価格のためか、ちょっとお高めという感じですね。
もちろん好みの魚種や貝類などたくさんあるので選択肢が豊富で便利です。
そんな観光スポットから少し離れた住宅街に、本まぐろ専門の「鮪斗」（ゆうと）というお店があります。
まぐろ専門といっても他の魚介類の品揃えもあり、リーズナブルな価格の海鮮定食や丼ものメニューがありました。
まぐろの卸売が本業のため、併設されたこのお店ではいつでも鮮度抜群の国産生本まぐろが食べられるそうです。
生本まぐろ、ホタテ、サーモンの海鮮丼がなんと1000円！（税抜き）
一般的な海鮮丼のまぐろは、解凍のメバチマグロやキハダマグロですが、なんと言っても生の本まぐろですから格が違います。
脂ののりやトロッとした食感が格段に違います。ホタテ、サーモンも鮮度抜群の味でした。
普通であれば軽く2000円を超えるお値段ではないかと思います。
本まぐろ丼セット1600円
こちらは本まぐろだけの丼ぶりで大きなカマ焼きが付いていました。
一切れが厚みがあって食べ応えがあります。こちらの価格も普通であれば3000円前後のお値段でしょう。
このカマ焼きは、かなり脂がのっていました。
通常のまぐろのカマに比べ脂のりがよく、魚独特のくさみも全くありませんでした。
函館といえば、塩ラーメン！
札幌はみそラーメン、旭川は醤油ラーメン、そしてここ函館は塩ラーメンというように、北海道三大ラーメンのひとつです。
函館の玄関と言われる函館空港、新幹線の新函館北斗駅、JR函館駅はもちろん、街に出ても塩ラーメン一色という感じでした。
そんな塩ラーメンの街ですから麺好き夫婦にとっては嬉しい限りです。市内やその周辺のラーメン店、食堂で滞在期間中6店舗ほど食べ歩いてみました。
「滋養軒」 JR函館駅から徒歩で行ける距離で市内の中心街にあるラーメン店。
函館塩ラーメンの老舗ということで、このお店はラーメン愛好家にとってはやはり見逃すことができません。
いつも行列の絶えないお店だそうです。
そんなことで開店30分前に行ったところ、なんとすでに行列が出来ていました。
ちょうどこの日は「函館グルメサーカス」の初日ということもあってか、次から次へとお客さんが並び始めました。
私たちは友人家族も含め大人8人、開店時のテーブルに着くことができました。
函館塩ラーメン500円（税込み）
ワンコインで食べられる価格です。リーズナブルで嬉しいですね。
とてもあっさりとしたスープですが、コクがありダシもしっかり効いていました。
全国に数あるラーメン繁盛店の老舗に共通した ”飽きないラーメン、また食べたくなるラーメン” の一つではないでしょうか。
麺はストレートでスープとの相性がいいです。チャーシューも実に美味しくしつこくありません。
バランスのとれた逸品ですね！
もちろんスープまで飲み干し完食しました。
もう一軒、たまたま立ち寄った恵山の近くにある食堂「麺お食事処 菜の花」というお店の塩ラーメンも美味しかったので紹介したいと思います。
函館市内から約1時間の距離で道の駅「なとわ・えさん」に隣接したお店です。
お店の目の前は、恵山と津軽海峡を望むロケーションの良い海岸線です。
塩らーめん700円（税込み）
この周辺は真昆布の産地ということで、昆布のダシがしっかり効いた磯の香がする塩ラーメンでした。
トッピングも昆布、玉子、チャーシュー、しなちくなどたっぷりのってこの価格ですから大満足です。
ちょっと立ち寄った食堂で美味しい一杯が楽しめたくるま旅でした。
ちょっと怪しいディープな焼きとり屋？
B級グルメは、”その土地の味” が一番よく親しめる食べ物です。
日本全国のラーメン、焼きそば、餃子、カレーなどと共によく食べられている「焼きとり」もその一つではないでしょうか。
街を歩いているととり肉を焼くいい匂いに誘われて居酒屋の暖簾をくぐる人も多いと思います。
しかし、お酒を飲まない夫婦にとっては、美味しい焼きとりさえいただければ大満足なんです（笑）
昼2時から開店している「やきとりたけし」
住宅地の一角にある焼きとり屋さん。飲み好きの観光客でも絶対来られない場所にあり、地元民の憩いの場かもしれません。
焼きとりは注文してから焼くようです。
開店早々ということもあり、ご主人は炭から火を起こし始めました。
時間がたっぷりある私たちですからのんびりと待ちます。
う～ん、いい焼き加減で美味しそうですね～。やっぱり炭焼きがいいですね！
どの串も1本100円。
甘辛い秘伝のタレだそうです。
焼きとりは、時によってブロイラー臭さが気になるものもありますが、そんな臭いは全くありません。
化学調味料が使われていないタレは、継ぎ足し継ぎ足しで旨みのある味になってきたのでしょうか。
久しぶりに美味しい焼きとりをいただきました。
華やかな観光エリアにあるグルメもいいですが、長期滞在やくるま旅ではこうした隠れた名店を探すことができます。
美味しいお店に出会った、発見した、そんな旅ブログまだまだ続きます！（笑）
「2019北海道ステイandくるま旅」 つづく
こんにちは😃
ブログアップ、楽しみにしていました。
お天気のは、いかがでしょうか。
過去記事では、川越ナンバーとわかり驚きで…
〔私、所沢ナンバーです。〕狭山のコーヒー店も、行きますよ。
以前上の息子が、中標津に赴任していた時アパートを整えるためにレンタカー
でフラフラし、現実逃避から憧れが募りました。
そこで一定の期間町から、格安でお家が借りられると知りました。
未だ、在職中ですので今は憧れに過ぎませんがね。
今年の行き先も、良いところですね。美味しい食事や、観光も素敵です。
次回記事も、楽しみにしています。
ふうせんさん
コメントありがとうございます。
プロフェールでも紹介していますが川越在住です。
狭山のコーヒー店行かれたんですね（笑）
息子さんが中標津に赴任されていたんですか。あの辺りも自然豊かでいい所ですね。
ちょっと暮らしのお試し住宅は、北海道の約80市町村で行われているようです。
気になる場所や滞在してみたい場所があれば調べてみてはいかがでしょうか。
直接担当者に連絡して話を聞くこともできますよ。
今はできなくても、憧れを現実にするために準備するのも楽しいと思います。
私たちもそうしたプランの段階から楽しんでいます。
3日前、お試し住宅期間が終了して知内町から離れ、現在道東に来ています。
秋の北海道の景色を満喫しながらくるま旅を続けています。
旅の様子をまたアップしていきますので、引き続き訪れてください。
今晩は～。楽しいブログ拝見いたしました。
本マグロ丼にはよだれが出そうです（笑）
海の幸、山の幸が豊富で新鮮とは今時一番贅沢かもしれません。しかもお値段もお手頃価格です
ね。
今日、旭川近くの鷹栖町出身の友人の家に遊びに行って、すーさんの話が出ました。
彼女は北海道愛が強いので喜んでいましたよ。
今は道東にいらっしゃるのですか。楽しい旅を続けてくださいね。ブログアップを楽しみにして
います。
＞ふうせんさん
はじめまして。所沢にお住まいですか。私も所沢に住んでからあっという間に３０年以上です。
どうぞよろしくお願いします。
いつの日か、北海道お試しスティができますように。
Roseさん
今日は能取湖のサンゴ草祭りに行って、今は昨年お試し住宅で過ごした清里町に来ています。
埼玉を出発してからもう3週間以上過ぎたので、清里町でお世話になった美容院と床屋に行ってサッパリしてきました（笑）
ベリー農園の奥さんや美容院の方から歓迎され話し込んできました。
ご友人が鷹栖町出身の方ですか。
実は一昨年、鷹栖町のお試し住宅に応募しようと思い、役場の担当者と何度か連絡を取り合ったことがありました。
たいへん親切な方でパンフレットも郵送していただきました。
この時は富良野に入居が決まったため、鷹栖町で過ごすことはなかったですが、昨年利尻からの帰りに立ち寄ってみました。
これから北海道の秋の光景やサンゴ草などについてブログアップしていく予定です。
引き続き見てください。
コメントありがとうございました。
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