九州くるま旅 (3)

映画「あなたへ」のロケ地めぐり?

 

下関の壇之浦サービスエリアから関門海峡を渡って門司港に着きました。
門司港といえばレトロタウンが観光地として有名です。

このレトロタウンは、九州に行ったらぜひ訪れてみたい場所のひとつでした。
それは2012年に放映された映画「あなたへ」のロケ地になった所だったからです。
主演の高倉健と佐藤浩市が再会する感動のラストシーンなどの撮影が行われました。

この映画のストーリーは、
北陸のある刑務所の指導技官・倉島英二(高倉健)のもとに、ある日、亡き妻・洋子(田中裕子)が遺した絵手紙が届く。
そこには、、”故郷の海を訪れ、散骨して欲しい” との想いが記されていた。
妻の故郷を目指すなかで出会う多くの人々彼らと心を通わせ、彼らの家族や夫婦の悩みや想いに触れていくうちに蘇る、洋子との心温かくも何気ない日常の記憶の数々。
映画「あなたへ」制作委員会より

故郷の海に散骨する場面は、長崎県平戸市の薄香湾漁港です。
今回の旅では、門司港も含め平戸の薄香漁港ロケ地にも立ち寄る予定でいます。

 

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門司港レトロタウン散策

 

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ブルーウイング門司(はね橋)

 

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映画「あなたへ」のロケ地となった広場と関門海峡フェリー乗り場

 

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原作森沢明夫著「あなたへ」が、2012年映画化になった時のパンフレットを持参してきました。
物持ちがいいですね~(笑)
いつの日か九州旅をした時に持って行こうと保管しておきました。

 

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この場所が高倉健と佐藤浩市が再会して話し合う場所でした。

「刑務所では、受刑者が他人を使って塀の外と連絡を取ることを、鳩を飛ばす、と言います」
「私は今日、鳩になったというわけです」

映画「あなたへ」のラストシーンで倉島(高倉健)が南原(佐藤浩市)に話した時のセリフ。

 

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レトロタウンの一角にある旧大連航路上屋の1階に映画芸能資料を展示した「松永文庫」があります。
松永氏が映画研究のために60年にわたって収集した資料が一般公開されていました。
映画「あなたへ」のロケで使われた椅子も保存されていたので写真に収めておきました。

 

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JR門司港駅。鹿児島本線の起点駅だそうです。
昔懐かしい改札。現在、改築中でした。

 

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レトロを探せ! な~んちゃって(笑)
昭和の懐かしい表示、看板を見つけました。なんとなくホッとする光景ですね。
昭和生まれのオヤジですから(笑)

 

小倉散策

 

門司港を後にして小倉に向かいました。
今回の旅では、お城めぐりも目的のひとつにしています。
日本百名城制覇なんて考えてもいませんが、旅のルート上にお城があれば立ち寄ることにしています。

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小倉城
城内の撮影ができなかったので外観だけです。

 

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小倉城の城門前にある松本清張記念館。
膨大な書籍と資料の数々には驚きました。ひとつの小説を書くだけでも関連資料の収集と読み込み、綿密な取材活動があったんですね。
今まで読んだことのある小説でしたが、カミサンはもう一度読みたいと言って3冊購入しました。
くるま旅の夜には持ってこいですね。早速読みふけっています(笑)

 

 

恐るべし「八幡餃子」!

 

ズバリ、私たちが今まで食べた餃子の中で一気にNO1に躍り出ました!
浜松餃子、宇都宮餃子、横浜中華街の餃子を軽~く凌いだという感じです。
まさかそんな餃子が九州にあろうとは思いもよりませんでした。

庶民派のスタミナ料理として八幡の食文化として根付いた「八幡ぎょうざ」は、鉄なべ餃子、ひとくち餃子、スタミナ餃子、手羽餃子など多種多様です。
大きく分けて4つの特徴で分類されます。
①鉄鍋餃子 ②中国本土系餃子 ③ラーメン系餃子 ④お母さん系餃子
八幡ぎょうざ協議会HPより抜粋 ※八幡ぎょうざの歴史

 

餃子の町ということであればぜひ立ち寄ってみようと思いました。
多くの餃子店がある中、ネットで人気の高いお店「友ちゃん餃子」に行ってみました。
初めての町で初めて行くお店までの期待感はなぜかワクワクしてきます。

 

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店頭には「八幡ぎょうざ協議会」のぼり旗がありました。

お店の前には2台分の駐車スペースしかありません。すでに満車でした。
ここまで来たのだからけっして諦めないぞという気持ちで500mほど離れたスーパーの駐車場に車を置いてきました。

 

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水餃子、焼餃子とも10コ500円でとてもリーズナブルです。

先ほどの分類で言えば、見た目、味とも中国本土系餃子といったところでしょうか。
特に水餃子は、ツルッとした食感で味わい深く、今まで食べた餃子にはない美味しさがありました。
何もつけなくてそのまま食べただけでも旨みが口の中に溢れてきました。
二人で一皿だったので5コ食べましたが、一人で軽く10コ以上は食べられる美味しさでした。
焼餃子も全く同じ感想です。

私たち二人とも、今まで食べた餃子はいったい何だったんだろうな?というくらいのカルチャーショックを受けました。
まさに恐るべし八幡餃子! 恐るべし九州!ですね。

これからのグルメ旅が面白くなってくる前兆なのかもしれません。

というのも、実は福岡でもそうしたご当地グルメに出会うことができたからです。
このお話は次回のブログにアップします。

乞うご期待!(笑)

 

「九州くる旅」 つづく

2 thoughts on “九州くるま旅 (3)

  1. 今晩は~。毎日楽しそうですね。何か良いオーラが伝わってきます。

    >福岡餃子
    とってもおいしそうです!!!
    私は結婚後3回引っ越しをしました。お隣さんはどういうわけか3回とも福岡出身の
    家族でした。

    今でも2家族とはお付き合いがあります。福岡県は確かにおいしいものがありますよね。

    20年間アメリカンと食べ物の仕事をしていましたが、その人が九州はおいしいものが
    たくさんあると言っていたことを思い出しました。

    まだまだ続く九州の旅、景色、ローカルの人とのふれあい、プラス「おいしいもの」との
    出会いですね。

    1. Roseさん

      コメントありがとうございます。

      確かに福岡はじめ九州は美味しいものがたくさんありますね。
      海に囲まれている土地柄もあってか、内陸に行っても鮮度のいいお魚が販売されていました。
      又、豚、鶏肉料理も豊富ですよね。

      まだまだ続く九州の旅、その土地のグルメ、海と山の絶景、そして九州ならではの文化をテーマに楽しみたいと思っています。
      引き続きブログに立ち寄ってください。

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