「RVパーク」・「湯YOUパーク」

くるま旅の魅力とプラン

様々な宿泊の組み合わせ?

 

くるま旅では、キャンピングカーの場合車中泊が一般的です。
普通乗用車や一部改造車においても車中泊される方もたいへん多いです。
しかし、くるま旅=車中泊というわけではなく、どちらかと言えば宿泊施設を利用したスタイルが多いのではないでしょうか。
自家用車を交通手段の足として使い、宿泊はホテル、旅館、民宿などを利用する旅が圧倒していると思います。
そういう意味では、車中泊旅というのは珍しく、それほど一般的ではないと思います。

車中泊の場合、宿泊場所は主に道の駅や高速SA・PAなどが多いです。
理由は、24時間使えるトイレや水場があること、自由に駐車できるという点で利便性があります。
キャンピングカー白書によれば、道の駅85.2%、高速SA・PA73.6%という数字を見ても明らかです。
このような場所では、私たちのように旅慣れしていると気軽に車中泊しますが、初めての方や慣れない方でしたら騒音や不安などストレスを感じて眠れなかったりしてしまうこともあるのではないかと思います。

その他、オートキャンプ場というものがあります。
この施設は、キャンプ場の一角を借りて車ごと駐車でき、その場所で車中泊やテント泊ができます。
生活に必要な最低限の設備(トイレ、炊事場、シャワー、ゴミ処理、電源など)が整っているのでたいへん便利です。周りを気にしないでゆっくり過ごすことができます。
あくまでもキャンプ地ですから市街地や一般道路から離れ交通に不便な所にあります。又。料金も一泊4000~5000円位です。

こうした施設も利用する方の目的や価値観があるので、便利・不便だとか料金が高い・安いということだけで判断はできません。

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2017年キャンピングカー白書
キャンピングカーで旅をされている方でも宿泊施設を利用している方は多いです。

 

このようなくるま旅の宿泊に関連して、現在日本RV協会認定の施設が推奨拡大してきています。
それは、「RVパーク」という民間の駐車スペースを利用して車中泊できるものと、「湯YOUパーク」というホテル・旅館の駐車場を利用して車中泊できるものです。
どちらも同じような条件と設備が整っていて低料金で車中泊できるシステムです。
料金は一泊(一台)1500円前後。全国に合わせて200ケ所以上。
利用に当たっては、日本RV協会の「くるま旅CLub」会員が条件(年会費:スタンダード会員1800円)

特徴として、

■24時間利用可能なトイレ、水場
■ゴミ処理が可能
■入浴施設が近隣にあること(「湯YOUパーク」の場合、ホテル・旅館で入浴できる※有料)
■100V電源が可能(RVパークのみ)
■入退場制限が緩やか。空いていれば使えるので予約が必須でない(一応確認した方がよい)

周りを気にしないで車中泊でき、特に「湯YOUパーク」の場合は、観光地にも近く温泉に入れる(有料)点では利便性があるのではないでしょうか。

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「くるま旅クラブ」の会員証とステッカー

 

満州屋1  満州屋2

以前利用した「RVパークあじがうら」(茨城)
民宿を経営されている敷地がRVパーク施設。トイレ、水場完備。
近くに日帰り入浴施設があり、観光地として「ひたち海浜公園」「那珂湊おさかな市場」があります。

 

 

自分スタイルで行こう!「九州の旅」プラン

 

くるま旅の場合、宿泊地をいろいろな組み合わせで旅ができる点でメリットがあると思います。
前述したように、特に長期間のくるま旅の場合、道の駅での車中泊だけに限らず「RVパーク」「湯YOUパーク」を活用したり、時にはホテル・旅館、民宿などを利用して様々な体験と飽きのこない旅が続けられることができると思っています。

今年のくるま旅計画では、4~5月にかけて約一ケ月間の九州の旅を予定しています。
私たち夫婦の旅目的は、登山・トレッキングと観光地巡り、そして、その土地ならではのグルメを食すことです。
グルメといっても昔からその土地で愛され続けている安くて美味しいB級グルメですが(笑)

「えっ!一ケ月も行ってくるの? それじゃ九州一周できるね」
と思われるかもしれませんが、実は九州半分ほどの旅なんです。
特に九州の日本百名山(屋久島の宮之浦岳を含めて6座)登頂を目指すので、その分の日数がかかります。
※現在、新燃岳が噴火のため霧島山は断念か?

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九州の旅プランの予定コース

 

ごく一般的な九州のくるま旅では、観光地や移動する場所にもよりますが1週間~10日位ではないかと思います。
昨年、北海道を旅した時に気づいたことは、数週間から1ケ月ほどかけてくるま旅する方々が多かったことです。
又、北海道に限らず各地で出会った人たちも長期のくるま旅をされているご夫妻がいました。
こうした情報は、各種ブログやFacebookなどにはほとんど出てきていないと思います。
そして、そうした長期間の旅を続けている方は、車中泊だけではなくいろいろな施設を利用してエンジョイされていました。
そうした姿を見ると、自分に合ったスタイル、こだわりのある夫婦の旅スタイルでいいんじゃないかと思います。

旅の予算を考慮して初めから何日間のスケジュールと決めて行く旅がほとんどだと思いますが、あくまでも目的を優先して、結果として日数が決まる旅があってもいいんじゃないかと思ったりします。
今までの長期くるま旅や北海道ロングステイもそうでしたが、いつもそうしたプランニングでした(笑)
あの山に登ってみたい、こんな所をトレッキングしたい、この場所にも立ち寄ってみたい、ここでゆっくり滞在したい、この土地のグルメを食したい・・・など、旅への想いは募るばかりで、最終的にこんな期間になっちゃった(笑)
そんな目的を優先した過ごし方もいいんじゃないかと。

もちろん費用のことも考えなければならないです。
でもそれはいろいろな工夫や節約でできることを考えればいいのではないかと思います。それもまた計画していく上で楽しいことではないでしょうか。

なによりも完全リタイアして時間的にも余裕があるわけですから、自分たちで決めて自分たちのスタイルで旅をエンジョイできればと思っています。

ちなみに、今回のプランで長崎の稲佐山観光ホテルの「湯YOUパーク」(1575円)に予約申し込みしたところ、ちょうど団体客が入っていて駐車スペースがないとのことで断念しました。
必ずしも使えることはないのでしかたがありませんね。

九州の旅は1ケ月先ですが、すでに始まっています。
九州のくるま旅は初めてですので、皆さんからの情報をいただけたらと思っています。
コースは上記地図の予定です。観光地、温泉、名産品、穴場、グルメなどなんでもかまいませんからご紹介いただけたら時間の許す限り立ち寄ってみたいと思います。

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