今年も北海道ちょっと暮らしに向けて・・・

応募者多数、競争率１０倍！？

 

昨年夏、北海道ロングステイを体験しました。
憧れの北海道での暮らしは１ヶ月半に及びました。
各市町村で用意された住宅施設に入居して、実際にその土地での生活を体験するものでした。

このお試し住宅の最大の魅力は、公営施設のため格安で借りることができること、生活に必要な家財道具が揃っていることです。
一定期間以上の滞在を条件にしていることから、主に定年退職されたご夫婦（単身者）の季節ごとのステイ、移住・定住を考えている方のための施設として利用されるものです。

この施設の利用は各市町村役場が行うものですから、年度始めから年度末（４月～翌年３月）の期間で募集されています。
次年度の応募期間は、各市町村ごとに異なりますが大体１～２月に集中します。
そして、応募者の中から施設利用決定者が決まるのが、ほぼ２月～３月初旬になります。
つまり、来年度（2018年4月～）の当選者発表はちょうどこの時期から決まっていくことになります。

 

　　

 

私たち夫婦は、昨年道北圏エリア（利尻島と富良野市）で過ごしました。
初めての応募にも関わらず運よく利用することができラッキーでした。
そして今年は道東エリア（オホーツク圏）に絞って、昨年末から応募の準備をすすめてきました。
昨年の経験からどのエリアの市町村も施設戸数が少ないことが分かっていたので、複数個所に応募することに決めていました。

そして、その結果は順次発表されてきましたが・・・？

 

　　

美幌町通知書　「落選」　　　　　　　　　　津別町通知書　「落選」

 

上記これらの市町村を含め今まで３つの役場からの通知、連絡は全て落選でした（涙）
なっなんと３連敗！

その理由は、主に　”同時期に複数の応募が重なったため”　というものでした。
もちろんこうした状況が予想されることは分かって応募したわけですから仕方がないと思います。

役場の担当者の話によれば、最も応募が集中する時期は７～８月のハイシーズンということです。
逆にこのシーズンを外せば応募倍率が低くなり、施設利用の可能性は高まると思います。

ちなみに美幌町では、全体（全期間通して）で２６組の応募（２月時点）があり、私が希望した７月は１０組の応募者があったということでした。
つまり１０倍の競争率だったんですね。

ではなぜこの時期を希望したかというと、私たち夫婦の趣味である登山やトレッキングに最適な季節ということで、なによりも花が最もきれいに咲く時期なんです。
やはりこの時期は逃せないという思いがあったことからでした。

 

　　

礼文島　　　　　　　　　　　　　　　　　　富良野のラベンダー

　　

十勝岳・富良野岳　　　　　　　　　　　　　北竜町のひまわり

 

３連敗でめげるわけにはいきません！（笑）
この他にもまだ４ケ所応募していますからまだ可能性はあります。
これもダメだったら、キャンセル待ちや短期間の隙間（空き期間）を狙ってみたいと思っています。

こんな状況を友人に話したら、
「すーさんのブログを見て応募する人が多くなったんじゃないの？（笑）」と。

アッハッハ、それもあるかな？・・・あるわけないじゃん！

そういえば、今回の３ケ所の役場の担当者が口を揃えて言っていたことは、
「今年は例年になく応募者が多かったです」と。

昨年北海道で出会ったくるま旅しているご夫婦や登山で知り合った方にお試し住宅の話をしたことがありました。
こうした方々は何度も北海道を訪れている人たちばかりでしたので、もしかしたら応募したのかな？と思いますね。
競争率が高くなってもそれはそれでいいと思っています。
多くの定年退職者が、憧れの北海道で安く安心して楽しく過ごすことができれば嬉しいかぎりです。

まだ半年先のことですが、水面下では熱いバトル？が繰り返されています！（笑）